「おうちでドック」とは?
今話題の簡単健康診断キット『おうちでドック』
「おうちでドック」とは、医療機関並みの精度の高い「人間ドックレベル」の検査を、家にいながらにして受けられるサービス。しかも、費用は通常の医療機関で受ける人間ドックの半額以下と手ごろだ。
病気の早期発見に役立つ「血液検査」と「尿検査」が郵送だけで可能となる。この検査では、がん、糖尿病、動脈硬化など18種類の疾病が発見できるとが、ひとつの検査キットで血液検査と尿検査のキットおよび医師の詳細説明が一つのパッケージとなったものが日本初となる。
2週間以内で返送されてくる検査結果について、検査後のフォローは病院での人間ドックと遜色がない。検査結果表は検査項目の羅列ではなく、疾病リスクを評価、女性医師が電話で個別に無料で結果説明をする。
仮にこのキットを利用してがん陽性反応が出た場合、病院でがん確定診断が必要となるため、セカンドオピニオン相談を無料で受診できる。
ある統計では、がん検診を「2年以内に受診した」者の割合は52.6%と、検診受診率が低い。受けない理由は「受ける時間がない(30.6%)」「費用が負担(15.9%)」などであった。
さらに、がんの5年生存率に目を移すと、ステージⅠで発見・対策ができれば、生存率は9割を超える。また、受診者と未受診者とで年間医療費を比較すると、40万円も差異が発生するといわれる。
※参考
『検診の未受診者と受診者の医療費の推移』~厚生労働省HPより
(http://www.mhlw.go.jp/wp/seisaku/jigyou/05sougou/dl/1-11-1c.pdf)
こうした受診のハードルの高さや健康寿命の伸長と医療費の削減すべてを解決する手段はないのか?「おうちでドック」はどこまで有効なのだろうか?
使い方は?
使い方は簡単。自宅で少量の血液と尿を採取しポストに投函するだけ。血液検査は約10分、尿検査は3分程度の時間しか必要としない。
使い方はイラストつきの説明書があるので誰でもわかりやすいが、手順を見ていこう。
●血液検査~所要時間 約10分
※まずは準備。石鹸を使い手をよく洗います。手が温まり血流がよくなり血液を採取しやすくなるため、お湯を使い30秒程度かけて洗いましょう。
①指先に自動針を刺し、血液を出します。
②数滴の血液を吸引器で採取し、ボトルに入れます。
③血液をろ過して、蓋を密閉します。あとは、検査後のゴミも一緒に封筒に入れて送るだけです。がん用、生活習慣病用で、2度の検査を行います。
動画:血液検査編
●尿検査所要時間~約3分
※尿検査では朝起きて最初の尿が必要です。起床後すぐに実施してください
①尿を尿カップに採取します。
最初の尿はカップにいれず中間尿をカップに入れます。
②真空採尿管を刺して尿を吸い上げます。真空再尿管のためまったく手を汚すことがありません。
③尿の採取完了!あとは封筒に入れて送るだけです。
動画:尿検査編
2週間後、検査結果が自宅に届く。この手順に失敗しても、キットは無料で再送されてくるので心配無用だ。
おうちでドックの精度は?
おうちでドックの検査会社である(株)リージャーは、微量な血液でも医療機関で実施されている検査精度を実現する特許を取得している。また、検査キット自体は富士フイルムが製造、厚労省の承認を受けている。尿検査では郵送時の劣化を防ぐため、真空状態の採尿管で採取することで精度を担保している。血液と尿で調べられる項目は以下のとおり。
◆調べられるがん
(女性):乳がん、子宮がん、大腸がん、胃がん、肺がん、卵巣がん、すい臓がん、胆 のう・胆管がん、食道がん
(男性):前立腺がん、肝臓がん、大腸がん、胃がん、肺がん、すい臓がん、食道がん
◆調べられるその他の病気
糖尿病、動脈硬化、腎疾患、肝臓疾患、通風、尿路結石、脂質代謝異常、肥満、栄養障害
一般の人間ドック(2日、1日)の調査データでは、最も発見されやすいがんのベスト5は、男性で胃がん、大腸がん、前立腺がん、肺がん、食道がん。女性では乳がん、大腸がん、胃がん、子宮がん、肺がんの順となっている(2015年「人間ドックの現況」日本人間ドック学会)。
生体検査全体の精度は年々高くなっており、生活習慣病関連項目では、肥満、対糖能異常、高血圧、高コレステロール、肝機能異常の異常が発見される確率が2~3倍に増加しているといわれており、新しい腫瘍マーカーも発見されている。
しかし、検査結果が100%正しいわけではない。特にがんのリスクを判定する「腫瘍マーカー」は時として見逃しや間違いも起こすものだ。
そもそも体内にがん(悪性腫瘍)ができると、健康なときにはほとんど見られない特殊な物質が大量に作られて血液中に出現してくる。この物質が「腫瘍マーカー」。
腫瘍マーカーには、がんがある程度の大きさになるまで陽性を示さないという性質があり、非常に初期のがんは見逃すこともある。検査結果が陰性でもがんを完全には否定できるものではないのだ。
逆にがん以外の要因によって陽性を示すこともある。これは「偽陽性」と呼ばれ、実際には問題がないのに「異常」とされてしまうことを指し、これによって不必要な検査や治療につながってしまうという問題もはらむ。
あらゆる医学検査と同じようにこうした不完全さを否定できないが、自分の体の中で起きている異常を可能な限り早期に発見することでのメリットはやはり大きいだろう。
おうちでドックの評判は?
すでに多くのメディアで話題になっており、利用者の声も多く集まっている。
・忙しくて健康診断を受ける時間が取れなかった男性
「健康状態は気になってたけれど、自営業で時間が中々とれなくて、結局毎年健康診断は受けていませんでした。そんな短時間でどこでもできる<おうちでドック>を試してみました。結果はどこも異常なし。これで安心して仕事に集中できます。」(自営業/男性/48歳)
・指先に針を刺すのが怖かった女性
「自分で針を指先に刺して採血をするというのは、たとえ微量であっても緊張しましたが、実際にやってみると痛みは一瞬。バラのトゲで刺したほうが痛いくらいでした。血液量も数滴で済みますし、10分程度で完了できるので、やってよかったと思います。」(専業主婦/女性/38歳)
・健康診断の結果と同じで信頼できた
「毎年の健康診断では、腎臓の検査数値が悪く出ているのですが、がんも調べられるということでおうちでドックを試したところ、同様に腎臓の検査結果が悪くなり、<このキットは病院の検査と同じで信頼できる>と感じました。」
(元会社員/男性(62歳)
こうした検査は何歳ぐらいから?
3300人の医師を対象に行われた「人間ドックは何歳くらいから受ければ良いか」というアンケートでは、半数以上(56%)が「40-49歳」と回答している。
その根拠として、「確実に老化が始まる年齢だから」「ホルモンバランスを崩し、血管性変化の兆しが現れるのが40代」「50代では検診より治療となるため、その前の段階での検診が必要」「40代は病生活に入ると社会的損失、私生活への影響が甚大であるため」などの意見が寄せられている。
その年齢にさしかかる人は、自分や家族の健康に対して関心を持つことは決して悪いことではないだろう。
※こちらの記事はPR記事です。