私の家では、ダスキンのフロアモップ、ハンディモップ、クリーナーの3点セットを4週間ごとにレンタルしていました。整理収納アドバイザーとしていろんなお宅にお邪魔する機会がたくさんあります。あるお宅でクイックルワイパーを使わせてもらい、その軽さと使いやすさをきっかけに5年続けたダスキンから乗り換えました。今回は実際に使ってみて感じた違いについて書いてみます。
掃除グッズは見た目も大事!
ダスキンモップ
ダスキンのモップ本体とケースはとてもオシャレです。ただ、どうしても生活感が出てしまうので1番よく使うリビングとは別のフロアに置いていました。
クイックルワイパー
クイックルワイパーは白とシルバーでとてもシンプルです。我が家は都内によくある3階建ての戸建てです。軽いとはいえ、持ったままでの階段の昇り降りは大変なのでフロアごとに1本ずつ用意しました。
クイックルハンディワイパー
シンプルな白やグレー、ベージュだともっと見た目がスッキリする気がしますが、クイックルハンディワイパーの専用モップはラベンダー色です。使わない時は見えないところに収納しています。
クイックルワイパーは倒れにくい?
クイックルワイパーは壁に立てかけても倒れないように、先端の素材がゴムになっています。
ここまで斜めにしても倒れません。日々使う道具なので、このような小さな工夫はありがたいです。ダスキンはたまに倒れてしまい大きな音に驚くということがたびたびありました。
ハンディタイプは伸び縮みして角度が変わる!
クイックルハンディワイパーは伸縮タイプのハンディモップです。最大1メートルまで伸びるので、脚立がないと届かないカーテンレールのような場所もラクに掃除ができるようになりました。掃除したい場所に合わせて角度も変えられます。
ホコリが溜まりやすい冷蔵庫の上は、色んなところをお掃除したラストに!
掃除が終わったらシートをポイッと捨てるだけ!
ダスキンモップは、使い終わったあとにクリーナーでゴミを吸い取ります。レンタルしているのは1台のみなので、掃除が終わったあとにクリーナーを置いている3階まで行く必要がありました。わざわざ行くのが面倒で、次に使うまでそのままになることも。
クイックルワイパーは汚れたらシートを捨てるだけでお掃除完了! 使い終わったモップがしばらく「クリーナー待ち」というストレスがなくなりました。
お手入れは簡単だけど使い捨てはもったいない?
クイックルワイパーのフローリングワイパーはどのシートにも合う四角い形状なので、シートは他社のお気に入りを愛用しています。ハンディタイプは専用モップのみ対応なので、3枚入りと少し割安な6枚入りをその時々で購入しています。ダスキンのように付着したホコリを吸い取ることはできないので、意外とすぐ交換のタイミングが来てしまいます。
最近は環境に配慮して「使い捨てに抵抗がある!」という方も増えて来たように思います。そこで、アズマ工業の「スマートシリーズ」のハンディモップも導入してみました!洗って何度も使えるので経済的です。
真っ白でシンプルな見た目もお気に入りです。週に1回ほど気になった時に自分のペースで洗うだけなので無理なく続けられています。
ダスキンにはホコリを吸着する薬剤が付いている
ダスキンモップには薬剤が付いてるそうです。4週間のあいだに段々と効果は落ちていくのですが、やはりホコリはよく取れています。一方、クイックルハンディワイパーは静電気の影響なのか、そのまま別の場所にホコリが移動してるだけの時もあります。モップを持って階段の昇り降りをする必要がない「マンション派」にはダスキンが向いているのかもしれません。
ダスキンモップ回収前は忙しい!
ダスキンは4週間ごとに交換に来てくれます。担当の方に使い終わったモップを渡して、新しいモップを受け取るのですが、毎回日程を合わせるのがとても面倒でした。交換前に照明、ベランダなど普段やらないような場所を掃除していました。その交換日が必然的に掃除するタイミングとなったのですが、お知らせがなくなった今は明らかに頻度が落ちています。交換前にバタバタと掃除することはなくなりましたが、子どもにも協力してもらいマイペースに進められるクイックルワイパーのほうが我が家には向いてるようです。
いい道具はたくさんありますが、結局は自分の生活に合うモノが1番です。ダスキンはお試しもできるので、自宅に合うのかどうか試してみて決めてもよいかもしれません。
(文=上野景子/人生を変えるお片付けアドバイザー)