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ダイソーで1,100円のQi対応「車載ワイヤレスチャージャー」が超便利だった!

文=オトナライフ編集部
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最近、100均のダイソーではカー用品コーナーが意外と充実しているのをご存じでしょうか? 今回、筆者が見つけたのは1,100円の「車載ワイヤレスチャージャー」です。ダイソーでは高額商品ですが、Amazonの中華製品でも車載ワイヤレス充電器は3,000円程度はするので、驚きの安さです。もちろん、「Qi(チー)」規格対応で、10Wの高速充電ができるそうですが、本当にキチンと使えるのでしょうか?

ダイソーでスマホを置くだけで簡単に充電できる「車載ワイヤレスチャージャー」を発見!

最近のダイソーは110円以上の高額商品も増えてきました。なかでもカー用品コーナーは非常に充実しており、コスパのいいカーチャージャー(シガーソケット電源アダプタ)なども用意されています。

ダイソーで高コスパのカー用品については、こちらの記事で紹介していますので参考にしてください。

そのようななか、今回筆者がダイソーで発見したのが、1,100円の「車載ワイヤレスチャージャー BK」です。

こちらはエアコンの送風口に取り付けて使うタイプで、ワイヤレス充電の国際標準規格「Qi(チー)」に対応。最大10Wの急速充電が可能となっています。

100均ではかなり高額商品ですが、Amazonの中華製品でも車載ワイヤレス充電器は3,000円程度しますので、これは破格の安さでしょう。

●ダイソー「車載ワイヤレスチャージャー BK」は→こちら

■車載ワイヤレスチャージャーのスペック

【サイズ】約9.3×10×9.5cm
【重量】約80g
【最大出力】10W
【入力電圧】5V/3A・9V/2A・12V/1.5A
【ケーブル】USB Type-C/A(80cm)
※シガーソケット電源アダプタは別売
【素材】ABS/シリコン
【対応機器】iPhone 8以降/Qi対応Androidスマホ
【対応スマホサイズ】幅85mm×奥行10mmまで
【フック幅】約8mmまで

ダイソー「車載ワイヤレスチャージャー BK」1
こちらがダイソーの「車載ワイヤレスチャージャー」。Qi対応で10Wの急速充電も可能なのに1、100円なのは驚きの安さですね(筆者撮影)
ダイソー「車載ワイヤレスチャージャー BK」2
こちらが車載ワイヤレスチューナーの中身です。本体とフックのほかUSB Type-C/Aケーブルと取扱説明書が入っていますが、カーチャージャー(シガーソケット電源アダプタ)は別売りとなっています(筆者撮影)
ダイソー「車載ワイヤレスチャージャー BK」3
組み立てに工具などは必要ありません。本体裏のネジをはずし、そこにフックをハメてネジを回して固定すればOKです。もちろん、取り付け角度は自由に調整できます(筆者撮影)
ダイソー「車載ワイヤレスチャージャー BK」4
本体はUSB Type-C端子で接続し、カーチャージャー(別売)側はUSB Type-Aで接続することになります(筆者撮影)

ただし、この車載ワイヤレスチューナーはエアコンの送風口にセットするタイプなので、自分の車の送風口の形には注意しましょう。

実は筆者は、ろくに確認もせずに衝動買いしてしまったせいで、あとで取り付けるのに苦労することになりました。

なお、対応スマホのサイズは幅85mm×奥行10mmまでとなっていますので、自分のスマホのサイズも事前に確認しておきましょう。

ダイソー「車載ワイヤレスチャージャー BK」5
パッケージの裏を確認すると、「これらの形状(送風口)には使用できません」とハッキリ書いてありますので、必ず購入前に自分の車を確認しておきましょう(筆者撮影)

それでは実際に、ダイソーの車載ワイヤレスチャージャーを車に取り付けて、使い勝手やどの程度の速さで充電できるのか確認してみましょう。

まず筆者は、自分の車のエアコンの送風口を見て愕然としました。なぜなら、エアコンの送風口はまさに「取り付け不可」となっている形状にそっくりだったからです。

スマホを置くだけで簡単にワイヤレス充電できるのは便利1
こちらが筆者の愛車のエアコン送風口です。パッケージの裏にハッキリとこのような形状は使えないと書いてあったのに、ろくに確認していませんでした。トホホ……(筆者撮影)

それでも、なんとか取り付けられるのではないかと試行錯誤してみましたが、結局フックがしっかり奥まで固定できず、不安定な状態で取り付けて実験することになりました。

スマホを置くだけで簡単にワイヤレス充電できるのは便利2
こちらがエアコン送風口に取り付けるフックです。ボタンをかなり強く押すとフックが開きますが、挟める厚さは8mm程度までとなっています(筆者撮影)
スマホを置くだけで簡単にワイヤレス充電できるのは便利3
やはり、この形状の送風口にはフックをきちんと取り付けられず、とりあえず、不安定な状態のままで充電実験することにしました(筆者撮影)
スマホを置くだけで簡単にワイヤレス充電できるのは便利4
カーチャージャーは、ダイソーで550円の「カーチャージャー(2ポート、18W+12W)」を使用しました。USB Type-Aポートは最大12Wまで対応可能です(筆者撮影)
スマホを置くだけで簡単にワイヤレス充電できるのは便利5
取り付けはやや不安定ですが、とりあえずスマホケースを付けたままのiPhone 13をセットしてみたところ、問題なくワイヤレス充電はできました(筆者撮影)

ちなみに、今回使用したカーチャージャーはダイソーで550円の「カーチャージャー(2ポート、18W+12W)」です。こちらは、USB Type-Aポートは最大12Wまで対応可能な製品で、なかなか優秀でした。

また、充電するスマホはiPhone 13ですが、スマホケースをつけたままでも問題なくワイヤレス充電ができました。

その結果は、5.07V/1.28A=6.47Wというものでした。最大10Wにはおよびませんでしたが、直接カーチャージャーでUSB Type-A接続しても5W程度なので、まずまずの結果だと思います。

スマホを置くだけで簡単にワイヤレス充電できるのは便利6
テスターで充電状況を確認したところ、5.07V/1.28A=6.47Wという結果でした。USB Type-A接続であることを考慮すれば、まずまずの速さだと思います(筆者撮影)

なお、筆者の車の送風口にはキチンと取り付けることができなかったのですが、最終的に無理やりセンターコンソールのカバー部分に取り付けることで、なんとか固定することができました。

スマホを置くだけで簡単にワイヤレス充電できるのは便利7
筆者の車は、エアコンの送風口に取り付けられなかったのですが、無理やりセンターコンソールのカバー部分に挟むことで、安定して固定することができました(筆者撮影)
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送風口に取り付けるとエアコンの風が来ないですし、カーナビが見にくくなるので、むしろこちらの方が収まりがいいと思います(筆者撮影)

本来の目的と違うけどデスク回りで使うことも可能!

なお、ダイソーの車載ワイヤレスチャージャーは、車以外でも使うことが可能です。

たとえば、筆者の自宅のデスクの棚は天板が薄いタイプ(8mm以下)でしたので、ここに挟むことでワイヤレス充電器&iPhoneスタンドとして使用することができました。

本体のフック部分は角度調整できますので、パソコンで仕事をしながらiPhoneでLINEのメッセージなども確認できるため、むしろ、こちらの使い方のほうが重宝しそうです。

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筆者の仕事部屋の棚はたまたま薄いタイプだったので、ここにフックを固定することでiPhoneスタントとして使用することができました(筆者撮影)
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どうでしょうか? 仕事をしながらiPhoneを充電しつつ、LINEのメッセージ画面などもチェックできるので、意外といい感じですよね(筆者撮影)

まとめ

いかがでしょうか? 最近は車のなかでもスマホを使うことが多いので、バッテリー切れのとき、簡単に充電できるのはありがたいですね。

ダイソーの車載ワイヤレスチャージャーなら、USBケーブルをシガーソケット電源アダプタにつなぐ必要はなく、スマホをフォルダに置くだけですぐに急速充電できるのがナイスです。

しかも、たった1,100円なのですからコスパもかなりいいのではないでしょうか。ダイソーで見つけたら、ぜひ手に取ってチェックしてみてください。

※記事中の商品は筆者(編集部)が購入時点のものです(2023年8月)。店舗によっては在庫切れ、取り扱いがない場合もありますのでご了承ください。

オトナライフ編集部

オトナライフ編集部

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