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以上の通り、今般、旧ひまわりの会は、(1)「老人ホームの入居者の家族や川崎市役所のOB、元川崎市議会議員などから合計6000万円から8000万円もの資金が集められていた」ことが真実であるのかどうか、(2)その大金はどこにいってしまったのか、(3)果たして旧ひまわりの会は金銭債務を負担しているのか、を明らかにすることを目的として訴訟を提起しました。
当職は、前述した朝日新聞による旧ひまわりの会に対する名誉毀損事件に引き続き、旧ひまわりの会の代理人弁護士として本件を担当している者です。本件はハートフル記念会という公的な団体の内外において、責任者も不明なまま6000万円から8000万円もの不明瞭な資金の流れがあり、さらに刑事事件にも発展する可能性があるものとして社会の耳目を集める事件ととらえております。実際、旧ひまわりの会は、偽造の可能性がある代表印が使用されたことを理由に本年4月、有印私文書行使等で刑事告訴手続きを行っております。
そこで今回、依頼者であるハートフル記念会の同意を得て、本稿を掲載させていただきます。今後も事実関係が判明次第、当サイトにて報告をする予定です。
(文=山岸純/弁護士法人AVANCE LEGAL GROUP・パートナー弁護士)
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