公共事業の中身は老朽化したインフラ補修

死と隣り合わせ!補修必要な高速道路10万件…国土強靭化計画でも間に合わない?


 笹子トンネルと同様に、潜在的なリスクを抱えていると言われるものは、全体の21%に当たる約360カ所もあり、さらに、1996年にトンネルの強度を上げるための「インバート設置基準」が改定されたが、それ以前のトンネルは113カ所もある。

 こうした現状を見れば、安倍政権が老朽化したインフラの補修・整備をどのように急ごうが、簡単には安全を取り戻すことなどできないのだ。つまり、高速道路に限って言えば、高速道路を利用する以上、“常に死と隣り合わせの状況”にあることは覚悟しておく必要がある。
(文=鷲尾香一/ジャーナリスト)

BusinessJournal編集部

Business Journal

企業・業界・経済・IT・社会・政治・マネー・ヘルスライフ・キャリア・エンタメなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト

Twitter: @biz_journal

Facebook: @biz.journal.cyzo

Instagram: @businessjournal3

ニュースサイト「Business Journal」

社会最新記事

編集部イチオシ企画
Business news pick up

RANKING

23:30更新

社会

ビジネス

総合

SNS

死と隣り合わせ!補修必要な高速道路10万件…国土強靭化計画でも間に合わない?のページです。ビジネスジャーナルは、社会、, , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!