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警察関係者によると、関東連合についても怒羅権についても8割程度のメンバーは特定されているという。関係者による凶悪犯罪の発生のほか、両者に関係のない、あるいはメンバーとして特定されていない者による犯罪多発に対する防止策としても、「準暴力団」という不可思議な名称を付けざるを得なかったのだろう。
「関東連合関係者」は、ある種のブランドとして受け入れられ、暴力団指定を受けていないことで、犯罪の温床になっている。今後、こうした“半グレ”集団をどのように遇していくのかは大きな問題だ。自らが「準暴力団」と名付けた“半グレ”集団と警察の戦いは、これからが正念場となる。
(文=鷲尾香一/ジャーナリスト)
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