永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報

高須院長が提訴の大西議員、永田町でのトンデモ悪評…ウザい議員トップ3に


 そのため、総選挙の候補者になったと聞いたときは「あんな人が国会議員なんて、できるのかな?」と思いましたが、もう3期目ですから、きちんと仕事をしているようです。

 正直、秘書仲間だった頃はあまり興味を持てませんでしたが、今回の騒動を受けてあらためて大西議員の経歴を調べてみると、京都大学卒業、参議院事務局に就職して議員立法や議会運営を補佐、国会議員政策担当秘書資格試験第1回目の合格者……とかなり華やかなので驚きました。だから、怖いものなしなのかもしれません。

 さて、永田町の住人たちが高須院長に期待していることは、蓮舫代表の二重国籍問題が現状どうなっているかの解明です。訴訟内容にもよりますが、原告である高須院長は、損害賠償を払ってもらうために訴えた相手である蓮舫代表の戸籍を入手できる場合があるのです。

 また、大西議員の素行や野次に辟易している国会議員も多く、「ウザい議員」のアンケートを取ればトップ3に入るでしょう。そのため、「これで少しはおとなしくなるだろう」という期待もあります。いずれにせよ、永田町には「あっぱれ! 高須クリニック」と、訴訟を応援している議員や秘書であふれています。
(文=神澤志万/国会議員秘書)

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