ポジティブ視点の考察で企業活動を応援、企業とともに歩む「共創型メディア」/Business Journal
参院選結果で“働き方”はどうなる?各党の雇用政策を検証〜解雇ルール、長時間労働…
(4)まとめ
現在の雇用政策が複雑なのは、単純な「雇用重視か否か」で割り切れない議論が立てられていることだ。「ブラック企業をなくす」「長時間労働をなくす」としながらも、解雇規制や労働時間規制を緩和する「具体策」が提案されていることも少なくない。
非正規雇用の規制緩和にしても、労働者の就業機会の増加や、キャリア形成を促すと言われている。雇用の増加や安定化といった「同じ政策目標」に向かって、まったく異なる提案がされているわけで、これらの具体的な違いを見分けることが、有権者にとって大切になってくることになる。
(文=今野晴貴/NPO法人POSSE代表)
RANKING
UPDATE:23:30