消費者が企業活動に抱く疑問を考察するサイト ビジネスジャーナル ⁄ Business Journal
「地震には『海溝型』と『内陸直下型』の2種類ある。海溝型は東日本大震災(2011年)や南海トラフ地震のように、基本的に地下のプレートが動くことで発生し、一定の期間サイクルで必ず起きる。一方、今回のような内陸直下型は、地層の歪みやねじれによって発生し、いつ、どこで起こるのか予測不能であり、繰り返し起こるのかもわからない。
また、内陸直下型は人々が生活している場所と震源地が近いので、被害が大きくなりやすい。日本最大の内陸直下型といわれる安政の大地震(1855年)では、死者は約1万人におよんだといわれる。関東大震災(1923年)でも大きな被害が生まれた。
東京では揺れを体感できる地震は2週間に1回くらいの頻度で起きるが、札幌では年間に5回くらいしかない。そんな地震の少ない北海道でも、強い内陸直下型地震がいつ起きてもおかしくないということは、注意すべきだ」
いずれにしても、依然として寒さが厳しい季節だけに、余震への備えが重要といえよう。
(文=編集部)
Business news pick up
RANKING
17:30更新関連記事
2024.10.22 06:00
2024.10.05 06:00
2024.10.04 18:50
2024.10.02 06:00