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当選直後に出産、議会の半分を欠席した美女議員
浮動票が多い都市部の場合、女性候補がトップ当選することも珍しくない。ポスターで目についた美人候補のトップ当選など、よくある話だ。しかし、そうした候補の中に“トンデモ議員”が混ざっていることもある。
「4年前に当選した美人議員なんだけど、4月に当選してすぐに妊娠して、妊娠中は議会を休み、出産後も育児に専念していたね。そこまではいいとしても、子どもが2歳になると『保育園のお迎えに間に合わない』と議会を途中で抜け、視察にも行かない。4年間の任期のうち、半分ぐらいは議会に出ないんだ。しかも、ずっと休んでいても『事故』という扱いになり、議員報酬は満額出るからね」(同)
この選挙区は県内で3番目に人口が多く、議員報酬も県内3位である。女性議員が産休により議会を欠席するのはある意味で権利だが、高額の議員報酬を手にしている以上、自覚のある行動が求められるはずだ。
「ちゃんと議員活動ができない議員はダメだ」と市議会グループが懲罰動議をかけようとしたところ、当の女性議員がほかの議員を攻撃した挙げ句にしっぺ返しをくらうという自爆行為もあり、今回の選挙では立候補を見送ることにしたそうだ。
表面上は笑顔をつくりつつ、裏では他陣営の陰口……人間の裏と表が垣間見える魑魅魍魎の選挙戦だからこそ、野次馬的な選挙マニアはおもしろがるのだ。
(文=稲垣翼/ライター)
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