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起業して間もない会社が提供するサービス・商品は、お客にとってまだ「海の物とも山の物ともつかない」状態にすぎない。そして、そんな状態のときに、メニュー(サービス・商品)が複数あると、お客を「どうしよう…」と迷わせてしまう。結局決断できずに「また今度の機会に」となる。だが残念ながら、その「今度」は永遠に訪れないことがほとんどなのだ。
物語はこの後、本命の作り方を皮切りに、顧客動線をどのように作っていくのかについて、鈴木とのやりとりを通して神田の口から語られていく。神田の力を借りながら、順調に独立の準備を進めていく鈴木。しかし物語の終盤、「もう準備万端だ」と思った鈴木は、起業家の陥りがちな、ある「罠」にはまってしまう一幕もあるが、着実に成功を手繰り寄せていく。
ストーリーを読みすすめることで自然と「独立までにすべきこと」が見えてくる本書。自分の将来を実業家として考えているならば、得るものは大きいのではないか。
(新刊JP編集部)
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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