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「替えがきかない人材」を目指す人が誤解してること…真に価値のある専門性とは

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『替えがきかない人材になるための専門性の身につけ方』(国分峰樹著、フォレスト出版刊)

 大企業に就職すれば一生安泰という時代は終わり、世の中の変化を先取りし、環境の変化に適応して働くことが求められている。ビジネスパーソンは単なる会社の従業員ではなく、プロフェッショナルであるというプロ意識と、ビジネスのプロとしての存在意義が問われるようになっている。

 では、企業から求められる人材となり、活躍するにはどうすればいいのか。そのためには、専門性で戦えるビジネスパーソンになることが大切だ。『替えがきかない人材になるための専門性の身につけ方』(国分峰樹著、フォレスト出版刊)では、どうすれば専門性を身につけられるのかを、ビジネスパーソン×大学講師というハイブリッドキャリアを歩む著者が、ビジネスとアカデミアの知見と経験から解説する。

求められる人材になるために必要な専門性を身につけるには?

 第一線で活躍するビジネスパーソンに共通する要素は、時代の変化を察知しながら、自己革新して新たな専門性を身につけていることだ。それはつまり、一つの専門性に固執するのではなく、新しい領域を柔軟に取り入れつつ、独自の形でブレンドされたスペシャリティを確立しているということになる。

 では、どのように専門性を身につければいいのか。3つのステップ身につけることができる。

●ステップ1「自分らしい問いを立てる」

 自分らしい問いとは、自分の人生にとって重要な意味をもつ問題であると考えられる。そんな問いを発見することで、自分にとって大切でこだわりのある問題に取り組む生き方につながっていく。専門性は、自分らしさやこだわりを仕事で活かしていこうとする思いに引っ張られて身につけることができる。

●ステップ2「オリジナリティを発見する」

 価値のある専門性は、その人しかもっていないオリジナルなものだ。専門性を仕事で発揮するためには、ナンバーワンを目指す競争は避けて、オンリーワンの専門性を目指すことが大切。「この領域はあの人に聞け」というオリジナリティを発見するのが、自分の専門性を差別化するゴールとなる。

●ステップ3「多様な意見を尊重する」

 多種多様な意見や価値観を交わらせることで、新しいものが生まれる。多様な他者と議論し、他者と共に追究することが、問いの答えを導くためには不可欠なものとなる。

 ◇

 専門性で戦うビジネスパーソンになるためには、専門性を身につける方法を知ることが第一になる。本書からその方法を学び、実践することで、どんな時代、社会になっても活躍するビジネスパーソンになることができるはずだ。(T・N/新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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