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このような断られることが前提の活動は、最適な訓練の場といえます。
ここまで、断られる経験を積み重ねることで失敗への耐性が身につき、失敗を乗り越えて成功にたどり着き、成功体験を積み重ねることで自信を持てるようになると述べてきました。
しかし、実はもうひとつ、自信を持つために重要なことがあります。それは、「他人と比較しない」ということです。
いわれてみれば当たり前のようですが、他人と比較してしまうと自信は形成されません。世界には70億を超える人間が存在します。自分より優れている人は星の数ほどいます。どんなに成長しても、どんなに何かを得ても、常に自分より優れている人は存在するのです。
他人と比較してしまえば、自信を喪失する原因になります。他人の言動を参考にすることは有意ですが、比較とは違います。
比較するのであれば、他人ではなく過去の自分自身とするほうがはるかに生産的です。昨日の自分より今日の自分は成長したのかを問うのです。「自信」とは「自分を信じる」ことです。成長した自分を感じることができれば、自分自身を信じることができます。
夜寝る前、過去と比べて成長した点を見つけて、自分を褒めるといいでしょう。これを続ければ、他人と比較することはなくなり、自信を持つことができるようになります。
(文=佐藤昌司/店舗経営コンサルタント)
●佐藤昌司 店舗経営コンサルタント。立教大学社会学部卒。12年間大手アパレル会社に勤務。現在は株式会社クリエイションコンサルティング代表取締役社長。企業研修講師。セミナー講師。店舗型ビジネスの専門家。集客・売上拡大・人材育成のコンサルティング業務を提供。
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