たとえば、仕事であまりに疲れた日や、お酒を飲み過ぎてしまった日。
歯磨きをするのが面倒で、帰宅すると同時にベッドに倒れ込んで、そのまま朝まで眠ってしまうことはありませんか?
一日くらい、寝る前に歯を磨かなくても平気な気がしますが、そんなことはありません。寝ている間に口の中の雑菌が繁殖して、虫歯や歯周病の原因になりますし、そうなると口臭の元となってエチケットも最悪になります。
■あなたはすでに歯周病かも!4つ以上は要注意
特に、すでに下記の症状に心当たりがある人は要注意。すでに口内環境が悪化して、歯周病になっているかもしれません。
1.甘いものが好き。
2.おやつを1日2回以上食べる。
3.歯磨きは1日1回だけ。
4.歯ブラシは3か月以上交換していない。
5.人に口臭を指摘されたことがある
6.朝起きたとき、口の中がネバネバする。
7.朝起きたとき、あごが疲れている
8.歯を磨くと出血する。
9.指で押すとグラグラする歯がある。
10.口の中が乾きやすい
11.食事のとき口内に違和感を覚える。
12.食べものを飲み込みにくい。
13.硬いものを食べたくない
14.ほっぺたをよく噛む。
15.口の端が切れやすい
16.口内炎ができやすい
17.口の中の粘膜に白い部分がある。
18.胃の調子が悪い
19.偏頭痛がある。
20.歯科検診に半年以上行っていない。
現代人なら誰もが他人事ではない「歯」や「歯茎」について、最新のケア方法を紹介している『歯から若返る10の最強メソッド』(田北行宏著/ぴあ刊)によると、上記20項目のうち、当てはまるものが4つ以上ある人は黄色信号。このままでは確実に虫歯や歯周病が増えると言います。そして9つ以上当てはまる人は、すでに歯周病になっている可能性大! すぐに歯科医院での検診と治療が必要です。
■歯周病、虫歯の本当の恐怖とは…
そして、歯のトラブルの本当に怖い点は「物を噛めなくなる」ことではなく、その先にあります。
噛めなくなることで、消化器に負担がかかるため、内臓の病気を誘発する可能性がありますし、脳の満腹センサーが満足しにくくなるため、必要以上に食べてしまうと当然肥満のリスクがあるのです。
また、日本大学歯学部の研究報告によると、インフルエンザウイルスに歯周病菌の一つであるジンジバリス菌の酵素を加えると、ウイルスが感染しやすくなるという結果が得られたそう。だとすると、歯周病でこの菌を持っている人ほど、インフルエンザにかかりやすくなる可能性も。歯や歯茎に問題を抱えつつ、放置しておくメリットは何一つありません。
今は虫歯についても歯周病についても技術やアイテムが進歩し、自宅でもある程度の予防やケアができるようになっていますし、歯科治療も進歩しています。
これらを併用すれば歯の健康は守れるはず。本書では最新のメソッドや効果的なケアアイテムも紹介されているので、今回紹介したチェックテストの結果が良くなかった人は、自分の口内状態を改善させるためにも参考にしてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
関連記事
・「沈黙」は落ちこぼれのサイン!? 3つの「沈黙」を駆使する同僚に要注意
・「貯金するほど人生は破綻する」 30代の“ミリオネア”が明かすお金の使い方
・低収入の人に特有のお金の使い方
・低収入から抜け出せない人の口癖
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。