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まずは、非構造的なモヤモヤを言葉にする「コミュニケーター」は、原理原則を問いなおし、仮説を立てられる人を指す。言い換えれば好奇心旺盛な人だ。
続いて、仕組み化された領域の中で感性や身体を活用して相手に働きかける「モデレーター」も、AIに取って代わられづらい。他者の感情を察し、ホスピタリティをもって応対するのは人間が持つ武器であるのだ。
そして最後に既成概念にとらわれずに、今までにない新しい価値を生み出す「イノベーター」は、まさに人間が担うべき部分である。こうした人は現状の組織や社会からあまり評価されないところもあるものの、最もAIに代替されにくい存在とも言えるのだ。
この3つの領域のどこかに自分の得意分野を当てはめてみると、20年後、そして30年後も活躍できる人材になるにはどの道に進めばいいかが見えてくるはずだ。
「まだAIの影は見えない、自分の仕事は大丈夫」と思っているならば、それは危ない考え方かもしれない。変化は往々にして気付かない間に起き、後から気付くものであったりする。技術に関するニュースやプロダクトのリリースについて目を見張り、時代が動く様をその目で捉えることが大事だ。
もう、働き方の変化はすでにはじまっているのだから。
(新刊JP編集部/金井元貴)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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