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朝型生活は本当に生産性を上げるのか? 1年実践してわかった本当に使える「生産性アップ法」

新刊JP
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■「回数制限」で生産性の低下を防ぐ

 生産的な仕事をするには、タスクの重要度を考えることが大切だ。

 重要度の高いタスクに「時間」「集中力」「活力」を注いで、低いタスクはなるべく短い時間で処理して、活力と集中力を温存するのが理想形だ。

 そこで、著者は重要度の低いタスクを減らす、実践的で効果のある方法を見つけ出している。その方法とは「回数制限を設ける」ことだ。

・メール対応は1日3回、それぞれ30分ずつ。
・SNSのチェックは1日5回だけ。
・同じようなタスクはまとめてやる(例:電話を一度にまとめてかける)

 実際、著者は実験前に自分が1日にどれだけ新着メールのチェックをしているか回数を数えた。すると、なんと36回もメールチェックをしていたという。ある研究では、ほとんどの人は15分に一度メールチェックをしているという報告もされているという。

 メールチェックなどの細かいタスクは、集中力を削ぎ、生産性を低下させる。シンプルだが、「回数制限を設ける」というルールの効果は大きいだろう。

 本書では、他にも生産性の向上に役立つとされている「シングルタスク」「時間管理術」「マインドフルネス」「運動習慣」などについても、本当に生産性が上がるのかどうかが検証されている。

 本当に使える「生産性メソッド」を見つけるのに役立つことだろう。
(ライター/大村佑介)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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