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たとえば、会議が終わった直後に休憩すると、議事録を書くのが億劫になったりする。これは、会議終了後に休憩することが習慣になると、脳は「会議終了=タスクの区切り」だと記憶することによる。
結果「議事録を書く」という会議に付随した作業は「定型動作」から取り残され、別のタスクとして記憶されてしまうのだ。これが億劫になる理由だ。
これを解消するには、タスクを一続きにして「定型動作」を書き換えることだ。
その方法はいたってシンプル。会議が終了したら、休憩を入れる前に1行だけ議事録を書くのだ。
こうすることで、「議事録を書くまでが“会議”のタスクなのだ」と脳は記憶する。1行書いた後なら、脳はタスクが継続していると認識するので休憩をはさんでもいい。場合によっては「1行だけ書くつもりだったのに、結局、全部書いてしまった」ということも起こるだろう。
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(ライター:大村 佑介)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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