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「平均点の人生」と「最高得点の人生」どっちがいい? 納得のいく最大限の人生を創るための考え方

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 今、あなたは、自分の仕事や人生の状態を「最高」だと感じているだろうか? 自信を持ってそう言い切れる人は多くないだろう。

 仕事や人生を「最高」の状態にするためには努力の方向性を考えることが必要だ。どれだけ頑張っても、具体的な生活が良くならない、時間の自由も手に入らないのであれば、努力を続ける甲斐もないし、やる気も出ない。

 地方で働く普通のシステムエンジニアから起業し、成功を収めた『ハイスコア 人生は最大限を目指すゲーム』(幻冬舎刊)の著者、高崎圭悟氏は、同書でがんばっている人が報われるための「努力の方向性の見直し方」と、「最高の人生のために必要な考え方」を説いている。本書から、いくつか紹介しよう。

■会社で働いても「最高の人生」にはならない?

 社会人の多くは20歳前後で社会に出て、就職した会社で働き、そこで給料をもらうことが、収入を得ることに対する「当たり前」だと思っている。しかし、高崎氏は「会社で働く=豊かにならない仕組み」と言っても過言ではないと述べる。

 著者も以前は「ちゃんと働き続けば報われて、豊かになれるんだ!」と信じていたそう。たしかに、昇給すれば、給料の額面は多少上がるが、給料が上がると支出や税金も上がっていく。

 しかし、「天井」が決まっている仕組みが内在している会社という組織に雇われている以上、未来はそう大きくは変わらない。

 この現実を直視するのはなかなか勇気のいることだが、試しに会社の先輩や上司に「毎月残るお金」と「貯蓄額」を聞いてみるといい。おそらくあなたが「最高の人生だ」と思えるほどの金額ではないはずだ。

 限られた収入を節約して人生を送ることも一つの選択肢だ。しかし節約にもエネルギーは使うし、そもそもそれで人生が楽しくなるとは考えにくい。それなら、副業や兼業が推奨され、起業などもしやすい環境が整った今の時代に合った働き方を考えてみるのもいいのではないだろうか?

■「スキルを磨く」は正解か?

 どんな物事でも集中して500時間かければアマチュアレベル、5,000時間かければプロ、5万時間かければ一流になれるといわれている。つまり、時間をかければ、才能に関係なく誰でも一定のレベルのスキルを身につけることはできるというわけだ。だからこそ、どの方向に時間を使うかは重要だ。

 著書はシステムエンジニア時代に「ネットワークスペシャリスト」という合格率15%ほどの難関資格を、一年半かけて取得。しかし、その資格が役に立ったことは人生で一度もなかったという。

 こうした資格として真っ先に思い浮かぶものに「英語」があるが、翻訳機の精度が高まってきた今、英会話のスキルもアドバンテージにはなりにくい。

 会社組織のように時間給で働くことがベースにある中では、どれだけスキルを磨いても人生は大きく変わらないと著者。がんばる気がある人ほど、どの「仕組み」でがんばるかを見直したほうが賢明だという。

 では、どの「仕組み」でがんばることが、努力が報われる働き方なのだろうか?

■どの「クワドラント」に属する?

 ロバート・キヨサキ氏が提唱した概念に「クワドラント」というものがある。

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