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松崎久純「ビジネスパーソンの自己啓発」

成功をつかむ人が実践する、年間カレンダー活用術…具体的スケジュールで夢を叶える

文=松崎久純/グローバル人材育成専門家、サイドマン経営代表
成功をつかむ人が実践する、年間カレンダー活用術…具体的スケジュールで夢を叶えるの画像1「Gettyimages」より

 自分を成功に導くためには、自分自身と向き合うことが必要です。どこに向かっていくのか、そのために何をするかについて、自分と対話を重ねることが不可欠だからです。しかしながら、これは簡単にできるとは限らないことです。それどころか、自分と向かい合って対話することもないまま時間が経過してしまうのは、珍しいことではありません。

 自分自身と向き合うには、具体的にどんな方法があるのでしょうか。今回はその1つの方法として、これから1年間のスケジュールを書き出すことについてお話ししたいと思います。たいへんに取り組みやすく、自分と向かい合って何をすべきか熟考するためにお勧めの方法です。

「自分自身と向き合う」とは

 もし、向こう1年の計画を密に考えていなかったり、1年後の自分の姿を具体的にイメージできない場合には、年間カレンダーを使って予定を書き込んでみましょう。仕事やレジャーについてはもちろん、次の1年で「何が実現できるか」も書き込んでみます。

 資格取得の予定などについては、すぐに書き込むことができるでしょう。どう書き込んだらいいのかわからないこと、たとえば「お金持ちになる」「事業を始める」といったことは、カレンダーの脇か、別紙に書き出し、そのために次の1年間にできることを考えて書き込んでみます。

 こうした作業によって、次の1年の間に「できること」と「できないこと」をはっきりと認識でき、そうした現実と向き合うことができます。

 ほかにも、たとえば「春ごろに恋人がほしい」といったことも書き込んでみましょう。私たちは、年間カレンダーに書き込む、あるいは書き込もうとすることで、自分が「やること」「やるべきこと」について考えることになります。お金持ちになるために○○という本を読んでみる、○○さんに相談してみるといったことは、わざわざ書かなくてもよいと思うかもしれませんが、書き出すことで、いつ実行するのかが見えてきます。

 同時に、次の1年でやることが、自分を成功に導くのに十分かどうかも考えられるでしょう。そうしたことを考える、あるいは知ることが、自分と向き合うという行為なのです。

松崎久純/グローバル人材育成専門家

松崎久純/グローバル人材育成専門家

サイドマン経営代表

企業の海外赴任者や海外拠点の現地社員を対象にグローバル人材育成を行う専門家。サイドマン経営・代表。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科非常勤講師。著書に『好きになられる能力 ライカビリティ 成功するための真の要因』(光文社)、『英語で学ぶトヨタ生産方式 エッセンスとフレーズのすべて』(研究社)、『イラストで覚える生産現場の英語』(ジャパンタイムズ)など多数。

Twitter:@HardLifeEasy

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