成功をつかむ人が実践する、年間カレンダー活用術…具体的スケジュールで夢を叶える
年間カレンダーを活用する
年間カレンダー(年間手帳など)を使ったことがなければ、この機会に入手してみましょう。実は、筆者もスケジュールを年間カレンダーに書き込むようになったのは、それほど早くからではなく、30歳になったくらいの頃からでした。
それまでは直近のスケジュール(主に、やることのリスト)を紙に書いて持ち歩く習慣はあったのですが、できればもっと早くから年間カレンダーを使い、書き込み方の例なども誰かに教わりたかったと思っています。
手帳には、できるだけたくさんのことを書いてみましょう。賞与の支給日や預金の金額なども記載することで、ぼんやり覚えているよりも、それらに対する意識が高まってきます。さまざまなことを書き込むことで「やろうと思えば、やることは結構ある」と思えたり、あるいは逆に「自分は肝心なことをやっていない」と感じることもあるかもしれません。
1年後の自分の姿が見えてくると、心配になったり、焦ったりすることもあるかもしれませんが、それは1年後の自分と向かい合っている状態にあるといえるのです。それをきっかけとして、成功に向けた計画について考え、具体的なアクションに結びつけることが大切です。
私たちは行動を起こすために、自分自身と向かい合おうとしています。夢を見るだけでアクションを起こせないのは、あまりにももったいないでしょう。年間カレンダーがそうした自覚を高めてくれるはずです。
繰り返し行いたい「お勧めの方法」
単純に日々の予定を書き込むのは難しくありませんが、自分が納得できるような「成功に向けたスケジュール」を書き込むことは、すんなりできるとは限りません。
たとえば「事業に成功する」という目標に対して何をすればいいのか、これはもともと簡単にわかることではありませんし、もしかすると一生わからないかもしれないのです。年間カレンダーとは、それを前提に日々付き合っていきましょう。ここでは具体的な「年間カレンダーへのスケジュールの書き込み方」を1つ紹介します。
年間カレンダーが印刷されている1枚の大型紙をイメージしてください。筆者の場合は、よく年末に、翌年用のものを無料で金融機関からもらってきます。これを壁に貼っておけば、12カ月分のカレンダーを一度に見ることができます。年間手帳と合わせてこのカレンダーを使うのはお勧めの方法です。