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水卜麻美、フリー転身説が再燃 「退職考えたことない」と断言も…同僚らの相次ぐ退社で心変わりのおそれ

文=佐藤勇馬
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※画像:Instagram「水卜麻美(@mito_meat)」より

 俳優の中村倫也と結婚して多くの人を驚かせた日本テレビの水卜麻美アナに「フリー転身」説が再浮上している。

 水卜アナといえば、2010年の入社から約1年後に初レギュラーとなった『ヒルナンデス!』で女子アナらしからぬ大食いぶりを発揮したことで人気が爆発し、2013年からオリコンの「好きな女性アナウンサーランキング」で5年連続1位となり、殿堂入りを果たした。現在は朝の情報番組『ZIP!』で総合司会を務め、日テレの看板アナという枠にとどまらず、現時点でテレビ業界全体における「ナンバーワン女子アナ」とも称される。

 それほどの逸材となれば、当然ながら多くの芸能事務所から「フリー転身」のお誘いがある。2016~2017年ごろからたびたび週刊誌などで独立説が取りざたされ、水卜アナはたびたび否定してきた。だが複数のオファーがあったのは間違いないといわれ、日テレ上層部が「本当に水卜は退社するのか」と内部調査を指示したとの情報もある。

 そうした状況に日テレが危機感を抱いたからなのか、水卜アナは2019年に異例のスピードでアナウンス部の副主任に出世。「慰留の取引条件」として副主任のポストを用意したとみられ、水卜アナがそれを受け入れたことで「フリー転身」説は一時収束していた。しかし、その後も2021年に「大手芸能事務所がフリー転身の準備金として3億円を提示した」と報じられるなど退社説はくすぶり続けていた。

 そんな中、今月1日付の「デイリー新潮」(新潮社)が、中村との結婚によって「水卜アナのフリー転身が現実味を増してきた」などと報道。水卜アナが周囲に「できれば良いタイミングでフリーになりたい」とこぼしていたとし、いずれ日テレを退社して中村が所属する有力芸能事務所「トップコート」に入るのではと推察している。

 トップコートは基本的に俳優のマネジメントをしている事務所だが、水卜アナクラスなら是が非でも受け入れたいはず。また、3月27日の『ZIP!』では、結婚報告をする水卜アナの前に夫の中村がサプライズで登場。中村は水卜アナの同僚らにあいさつするために局を訪れていたというが、ピンマイクをつけて生放送に“乱入”し、番組で初の夫婦ツーショットを披露するという大サービス。これについて、同誌は「トップコートが水卜アナを迎え入れたいからでは」と指摘した。

 ただ、先述したように水卜アナは一貫してフリー転身を否定しており、複数の関係者や共演者が「彼女は本当に日テレが大好きで辞めるつもりはない」と証言している。本人も2019年に「退社を考えたことは1回もない」と断言し、2021年にも「私は会社でみんなといるのが、周囲が思ってる100倍くらい好き。みんなと離れたくないから辞めるなんて考えられない」と宣言していた。

 しかし、最近の日テレは給与体系が変わったこともあって、有力なアナウンサーやスタッフが相次いで退職している。水卜アナは「会社のみんなと離れたくないから退職なんて考えられない」と強調していたが、その大事な仲間がいなくなってしまえば日テレに残る大きな理由が失われるだろう。実際、水卜アナは「自慢の先輩」と慕っていた桝太一アナが昨春に退社したことに大きなショックを受けていたといわれている。

 日テレにおいては、『世界まる見え!テレビ特捜部』などを担当する岩田絵里奈アナや、『ゼロイチ』の進行役などを務める入社4年目の石川みなみアナらが「次期エース候補」といわれているが、まだまだ水卜アナの存在感の大きさには及ばない印象だ。もし水卜アナがフリー転身となれば、大エースを失った日テレは大揺れとなるだろう。

 「生涯日テレ」か「フリー転身」か。はたして、水卜アナはこれからどんな道を選ぶことになるのだろうか。

佐藤勇馬/フリーライター

佐藤勇馬/フリーライター

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

Twitter:@rollingcradle

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