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2012.10.16 16:46
2012.10.16 17:01
ライブドア元幹部まで参加して、あの「週刊プレイボーイ」が大学!?
なぜ日本のメーカーが束になっても、ジョブズ一人に勝てないのか?
――起業した会社の畳み方について教えてください。
塩野氏 創業経営者で自己資金のみでやっている場合は、どこかで一旦キャッシュ化してしまって会社を畳んでしまおうといった考え方があります。一方、プロの投資家から出資される場合は、最初になんらかのマイルストーンの数字の設定をしていて、ユーザー数・顧客数がここまでいかなかったらとか、いつまでにこの売上がいかなかったら撤退しようという基準を決めておくことが多い。そのようにしないと、ずるずるといってしまうからです。
――起業する業界を決める際に、心がけることはなんでしょうか?
塩野氏 起業する業界やサービスを選択する際は、自分の肌感覚が合うビジネスがよい。例えば規制がある業界で、規制を破ってすぐにドアを閉めるということが最高ですが、その規制のドアの開け方について感覚があるといいと思います。また、自分の業界では当たり前のことを他の業界では実行していなくて、なぜなんだろうというのは研究する価値はあります。戦略だけで入ってしまうと嫌になってしまうので、肌感覚や好きな分野に入っていくのは、非常に大切なことです。塩野誠(しおの・まこと):経営共創基盤 パートナー/マネージングディレクター
ゴールドマン・サックス証券を経て、評価サイト会社を起業、戦略系コンサルティング会社のベイン&カンパニーを経た後、ライブドアにてベンチャーキャピタル業務・M&Aを担当し、ライブドア証券取締役副社長に就任。現在は経営共創基盤(IGPI)にて大企業からスタートアップまで、テクノロジーセクターの事業開発、M&Aアドバイザリーに従事。著書に『プロ脳のつくり方』(ダイヤモンド社)、『リアルスタートアップ』(集英社)がある。慶応義塾大学法学部卒、ワシントン大学ロースクール法学修士。
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