あなたは今、自分が幸福であると思いますか?
幸福だと言える人、不幸だと思っている人、どちらでもないという人、反応はさまざまだと思います。
『なぜか、自動的に幸せになれる72の習慣』(小山竜央/著、サンマーク出版/刊)は、毎日を幸福だと感じながら生きるための、誰もができる72の習慣を紹介した一冊。
「“仕組み”さえ知っていれば、幸福になるのはとても簡単」だとした上で、脳科学や心理学に基づいて仕組みを習慣化し、努力が空回りすることなくすることなく、幸福になることができる方法を伝授してくれます。
では、その習慣とは一体どのようなものなのでしょうか?
■一番優先させたい「テーマ」を決めて過ごす
これは、一番大切なものを一番大切にする、というとても「当たり前なこと」です。
でも、仕事よりも家族や友だちが大事であるはずなのに、家族の用事よりも仕事を優先させてしまったり、仕事の飲み会が入ってしまい友だちとの付き合いをドタキャンしてしまったりすることもあるでしょう。
一番優先したいことを優先できていれば、例え目標が達成できていなくても幸福感を得ることは可能です。あなたが一番優先したいことはなんですか? そしてそれができているでしょうか?
■「安心」よりも「成長」に目を向けてみる
これは、「成長・貢献」からものごとを考えるということです。成長や貢献をまず念頭に置くと、自分に不足しているものが見えてきて、それを補うために行動を起こすでしょう。そうすれば毎日が新しい「体験」の連続になり、幸福度は自動的に高まるはずです。
人間の欲求を5段階で示す「マズローの欲求五段階説」によれば、「成長・貢献」は最後の欲求とみなされています。まず「安全・安心」にはじまり、「バラエティ」「自己重要感」「愛」、そして「成長・貢献」に行き着くのですが、小山さんは「上(成長・貢献)から満たしていくほうがずっと効率がいい」と述べています。
■携帯電話の待ち受け画面に夢を載せる
目標や夢を書き出すというのは、自己啓発の中ではよく知られた方法ですが、大事なのは書き出したものを毎日見ること。ただ、その見直すという行為が面倒だと思っている人もいるはずです。
そんな人は携帯電話の待ち受け画面に目標を表示しておくというのも手です。1日に何回も見る携帯電話の画面ですから、その都度、自分の目標や夢を確認できるということになります。小山さんは「確認の回数を多くすれば、どんな夢でもかないます」と断言しているので、もし心に秘めた夢がある場合は実践してみてはいかがでしょう。
いかがでしょうか?
この3つに限らず、『なぜか、自動的に幸せになれる72の習慣』に収められている習慣はどれもすぐにはじめられるものばかりです。
幸福になるためには毎日どれだけ習慣づけできるかが大切になります。本書を通して自分なりの「幸福」に少しずつ近づいてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
関連記事
・幸せをつかんだ人に共通する3つの特徴
・幸せが舞い込んでくる人の習慣
・“運がいい人”が大切にしている習慣2つ
・お金が貯まる人に共通する習慣
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。