1918年、三菱財閥4代目総帥の岩崎小弥太が設立。54年、財閥解体を経て現在の三菱商事が設立され、同年に東京・大阪両証券取引所に株式を上場した。68年、初の大型投資としてブルネイでのLNG(液化天然ガス)開発事業へ投資。86年、経営計画「K-PLAN」により社内売上高より収益重視の方針を徹底する。伝統的に金属資源事業を中核事業として、2001年に豪州原料炭事業の権益比率を50%まで引き上げ、世界最大の資源会社である豪BHPと対等の立場で新会社を設立した。24年3月通期の売上高19兆5676億100万円、経常利益1兆3625億9400万円、純利益9640億3400万円。三菱グループの中で、三菱重工業、三菱UFJ銀行とともに「三菱御三家」と呼ばれている。