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中沢光昭「路地裏の経営雑学」

その転職活動では失敗する!人材会社頼みはNG、こんな地道な努力が転職を大きく左右

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「Thinkstock」より
 社内を見渡したときに自分が希望する仕事があった場合には、社内でポジションを上げたり仕事の幅を広げたりして、どうやってそこにたどり着くのか、具体的に何をすべきなのかを考えなければなりません。実はこの行為は、転職に向けた努力と同じなのです。


 自己啓発本に書かれている内容を地道に毎日やってスキルを身につけていったり、コミュニケーションスキルを高めて人間関係を広げて情報収集したり、資格を取ったり英語力を高めたりするのと同時に、それらを機会があれば仕事の関係者に「私はこんなこともできます」とアピールするなどの取り組みです。自分なりに業務に関することや教養を勉強する、わからないことは素直に人に聞く、わかりやすく文章を書く、自分に責任がある事態が起こったときにはすぐに謝る、感謝すべきときにはその意を示す――といった基本的な人間力を意識することが重要です。

 ここで注意したいのは、新しく仕事の幅を広げようとした場合には、当面見返りを求めないで希望と類似する仕事を手伝ったり、「うるさい」「わかっていない」などと叱責されたり、的外れなことを言ってしまい恥をかいたりすることを恐れずに、現在の上司や担当したい仕事を管轄している上長などに「その仕事についてどう思っているか」「自分ならどういったことができるか」ということを機会があるたびに話すことが大切であることです。

 たとえば、派遣社員や業務委託の方でも、同じ職場の正社員とよく会話する人もいれば、ほとんど会話しない人もいます。それがなかなか難しい空気であったとしても、会話を通じてお互いに人となりを知ることが、仕事の幅を広げる機会になったりします。「ルール上はNGかもしれませんが、言われれば違う仕事でもなんでもやりますよ」と公言していたことが、数年後にその人の人生を大きく変えたりもします。雇用形態の変更をお願いするよりも、変更せざるを得ないと判断されるように先に仕事をしてしまう方が早かったりもします。

 目先の実りが見えない取り組みかもしれませんが、一通り社内でできることをやっておいたほうが、最終的に転職活動をすることに決めた場合においても話すネタは広がりますし、長い目で見たら無駄になりませんし役立ちます。