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小倉智昭の膀胱がん、喫煙や頭髪用染料で罹患率激増!高年男性の血尿は要注意!尿道から内視鏡

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「Thinkstock」より
 5月13日、『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)のキャスターを務める小倉智昭氏が、膀胱がんを患っており手術を行うことを同番組のなかで告白した。


 小倉氏は血尿に気付いたことから内視鏡検査を行い、膀胱がんが明らかになったという。早期発見のため、1週間の休養を経て復帰する見通しだ。

 現在68歳の小倉氏が罹患した膀胱がんとは、どんな病気なのか。新潟大学名誉教授の岡田正彦氏に聞いた。

「膀胱は、腎臓でつくられた尿をためる袋のような臓器で、内側が粘膜になっています。がんは、その粘膜から発生し、放置すれば膀胱の壁を侵し、やがて全身に転移していきます。この点は、ほかのがんと同じです。

 症状で多いのは血尿です。通常、尿に血液は混じっておらず、あったとしても、ごく微量の赤血球が顕微鏡で見つかる程度です。もし、尿が赤くなったとすれば、かなりの量の血液が混じっていることになり、膀胱内になんらかの病気が生じている証拠となります。

 ただし、ビタミン剤などを服用した後にも、尿が薄く着色することがあります。女性では膀胱炎によるもの、また、男女を問わず膀胱内の結石による血尿もあります。しかし、特にたばこを吸っている50歳以上の男性は、血尿に気づいたら要注意です。

 検査としては、尿道から挿入する内視鏡が一般的です。膀胱内になんらかの変化があれば、組織の一部を採取して顕微鏡で調べることになります。

 初期のがんであれば、8割ほどは内視鏡で切除できるとされています。がんが進行している場合は、膀胱を取り除き、腸の一部を利用して代用膀胱をつくるなどの治療が行われます。

 大切なのは、膀胱がんにならないように予防の知識を身につけておくことでしょう。まず、たばこが問題です。最新の研究データによれば、喫煙者は非喫煙者に比べて罹患者が3倍は多いことがわかっています。

 フィルター付き、低タール、低ニコチンであっても、がんの発生率は変わりません。2-ナフチルアミンなど、たばこの煙に含まれている発がん物質が、膀胱がんの原因となることがわかっています」(岡田氏)

 喫煙は、膀胱がんのリスクを高める大きな要因となるようだ。また、ほかの要因について、岡田氏は以下のように語る。