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『ドクターX』3週連続20%超え…大門未知子の「覚醒下手術」がもはやドキュメンタリー

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『ドクターX~外科医・大門未知子~』公式サイトより

 米倉涼子主演の『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の第7話が23日に放送され、平均視聴率が20.1%(関東地区、ビデオリサーチの調べ)だったことがわかった。これで3週連続の20%超えで、完全に独走体勢に入ったといえる。

 第7話は、日本医師倶楽部会長・内神田(草刈正雄)の妻・小百合(戸田菜穂)が東帝大学病院に持ち込んだ見合い話からスタート。小百合は蛭間院長(西田敏行)に、いとこの見合い相手を医局の中から見繕ってほしいと頼んだ。縁談がまとまれば内神田との強力なコネになることから、蛭間は外科医の原守(鈴木浩介)を指名し、見合いに行かせる。ところが、そこに突然金髪の美女が現れて原に抱きついたことで見合いの席は台無しに。彼女の正体は、原がロシアで勤務していた時に交際していたアメリカ人外科医ナナーシャ・ナジンスキー(シャーロット・ケイト・フォックス)。彼女は切除が難しい脳腫瘍に冒されており、最期の時を原とともに過ごそうと日本にやって来たのだった。

 原は自らメスを執って彼女を助けようとするが、これ以上内神田夫妻の機嫌を損ねたくない蛭間はこれを許さず、オペが終わったら病院を去れと宣告。原に協力すると申し出た未知子も巻き添えを食い、直ちに契約を破棄すると言われてしまう。東帝大学病院での“最後のオペ”に臨んだ未知子は、全身麻酔を中断して意識を覚醒させたまま行う「覚醒下手術」を選んだ――という内容だった。

 未知子が行った「覚醒下手術」は、頭部を切開して脳を刺激しながらナナーシャに手を動かしてもらい、動きに問題がないことを確認して切除線を決めていくというもの。彼女が手術後も外科医として復帰できるよう、手に麻痺が残らないこの術式を選んだのだった。

 回によってはあっさりと手術シーンを終えることもあるが、今回は時間もそこそこ割いたため、脳の機能をできる限り保ったまま脳腫瘍だけを摘出する「覚醒下手術」が印象に残った視聴者も少なくないことだろう。人間は、「勉強になった」「新しい知識を得た」と感じた時にある種の快感を得る。『ドクターX』シリーズが時代劇の勧善懲悪ストーリーを踏襲した単純明快なおもしろさで支持されていることは言うまでもないが、知的好奇心まで満たしてくれるとなると、これはかなり強い。ドキュメンタリーや再現ドラマではないのだから、手術方法を毎回事細かに視聴者に説明する必要はないと思うが、今回に限っていえばとても良いさじ加減だったといえる。

 今回わずかに目に付いたツッコミどころは、ナナーシャが原を呼ぶ際に「マーサン」を連発したところ。ナナーシャ役のシャーロット・ケイト・フォックスが朝ドラ『マッサン』(NHK)に出演していたことに掛けたお遊びだが、少々しつこかった。それでクスッと笑えるのは2~3回で、それ以上何度言われてもうるさいだけになってしまう。また、先回「登場した意味がわからない」と大不評だった看護師・長森(久住小春)がまたもやワンシーンだけ登場し、西山(永山絢斗)に「結婚に興味あるのかな?」とド直球のアプローチを仕掛けたのもなかなかウザかった。次回は西山がメインの回になるようだが、長森との恋愛話が広がらないことを願いたい。
(文=吉川織部/ドラマウォッチャー)

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