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パチスロ「6号機」で苦戦メーカーが頂点に!? 「伝統リール」「純増枚数」規制と独自技術が生み出す「相乗効果」とは……

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 今月7日、老舗パチスロメーカー山佐が新機種『カンフーレディ・テトラ』の内覧会を開催し、往年のファンから大きな話題を集めている。

 本機は、2000年に初めて導入された『カンフーレディ』の正統後継者。これまで4機種が登場し、今回で5機種目。山佐が誇るオリジナルコンテンツの1つだ。

 気になるスペックは、主流になりつつあるボーナス+RT。ビッグボーナスの最大獲得枚数は285枚、レギュラーボーナスは117枚と標準的なスペックとなっている。

 また、ビックボーナス終了後は必ず「チャレンジループRT」に突入。二段階で構成されているRT性能は、まず初回保証ゲーム数15GのRT「奥義」に突入し、ゲーム数消化後は「試練」に突入する仕様だ。その間で行う技術介入によって、ループ率は実質約66%を実現。出玉率は設定1でも100%超えと噂される、遊びやすさを追求した1台といえるだろう。

 そして最大の注目ポイントは、山佐の伝統的リール「テトラリール(4thリール)」が復活する点である。

 パチスロといえば3本のリールが基本形だが、このリールは1つ多い「4本」という珍しい仕様だ。同社の4号機『シーマスターX』でパチスロ史上初の搭載となった「テトラリール」は、これまで数多くの機種に導入。5号機では2016年に導入された『鉄拳3rdエンジェルVer.』以来の搭載となる。

 また、「テトラリール」は演出用として用いられるパターンとボタンを押して実際にリールを止めるパターン、この2つに分けることができ、今回登場する『カンフーレディ・テトラ』は前者のパターン。あくまで演出用ということもあり、遊技を盛り上げる要素にしか過ぎない。

 その一方で、後者のパターンはリアルリールということもあり、出玉面に直結する性能を持っている。ボーナスや小役を取りこぼさないよう目押しをする必要があり、AT・ARTといった指示機能など、押し順として使用されるケースもある。

 一般的なリールに対して、後者の「テトラリール」は1つ多い仕様。もちろん、あえて搭載するのは専門的な理由があるはず。ただ、ユーザーからは「面倒くさい」「疲れる」との意見は多いが……。

 この「テトラリール」が、山佐の運命を変えると見る向きもある。

「今回登場する『カンフーレディ・テトラ』がもしヒットすれば、メーカーが4thリール自体に力を入れる可能性は十分あります。場合によっては、一時不評を集めていた実際にリールを止めるタイプの4thリールを復活させることも有り得ますよ。

というのも、この止めるタイプの4thリールが、先月末に発表された自主規制緩和の1つである『純増枚数の撤廃』に大きく貢献できる可能性があるからです。

純増枚数を上げることで最も懸念される要素は、通常時のコイン持ち。純増枚数に比例して、通常時のベル成立頻度も上昇しますよね。そうなると、コイン持ちは急激に上昇し、ART・ATの初当たり確率を下げざるを得ないんです。

しかし、テトラリールを使うことによって、その問題が改善される可能性が大いにあるんですよ。その理由はリールの数にあります。

一般的な3リールの場合、最大の押し順パターンは3×2×1の6択。一方、リールが4つあるテトラリールは、4×3×2×1の24択。つまり、通常時のベル成立頻度を下げることができるんですよ。

まあもちろん、規制内容を考えると異常な出玉性能を持った機種は難しいでしょう。ただ、自分でリールを止める4thリールは、他メーカーで1機種もなかったはず。もしかしたら、山佐の”専売特許”かもしれないですね。山佐が6号機を牽引する可能性は多いにあるでしょう」(記者)

 出玉規制によって大きな変化を迎えようとしているパチスロ業界。特に、山佐とっては大事な年といえるだろう。昨年販売された『パチスロ ゴッドイーター2』は、待望のシリーズ2機種目ということもあり、導入前から大きな注目を集めた。

 しかし、遊技したファンからは『出玉が増えない』『無理矢理作ったの?』と「5.9号機」のなかでも批判的な声が目立つ結果に。また、山佐の機種自体が年々ホールから減少し、記憶から薄れている人も多いはずだ。

 ヒット機種に伸び悩む山佐が好転する日は訪れるのか。『カンフーレディ・テトラ』をキッカケに、業界に新たな風を吹き込んでほしいところだ。

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