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形骸化した“家族”よりも、心のつながりという一番大事な部分を守って人間関係を作っていく人たちが増えていくことでしょう。
本書では、従来の家父長制的価値観に対する批判と、これからの新しい家族のあり方についての提起がなされています。本書で主張される「新しい家族観」を、80歳にもなる女性が書いているというのは、新鮮な驚きです。
下重さんは、「家族を固定観念でとらえる必要はない。家とはこういうものという決まりもない。そこに生きる、自分達が快く生きられる方法をつくり上げていくしかない」と述べます。この考え方こそが、これからの“家族”のあり方をもっともよく表していると言えるかもしれません。
(新刊JP編集部)
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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