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小笠原泰「生き残るためには急速に変わらざるを得ない企業」

東芝、なぜ「優等生」社員はこぞって幼稚な不正に走った?増幅した「悪い癖」

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 今回の東芝のケースもまさにこれであろう。まさに、異論を封殺し、建設的で自由な議論を阻む情緒的な負の側面が、前面に出たケースであろう。不幸にもこの日本的な組織特徴が、大規模組織で増幅された結果といえる。

 内向きの体質を変えるには、この傾向を強く自覚することが第一歩であるが、日本的な組織に属する個人にとって組織体質を変えることは容易なことではない。特に、サラリーマン社長を頂く日本的な大企業にとって、今回の東芝の事件は他人事ではないことを心する必要があろう。

 次稿では、東芝が今回の不正会計問題を受け、組織の立て直しに向けて取った組織的な内部的対応についてみていきたい。
(文=小笠原泰/明治大学国際日本学部教授)

【註1】
『コミュニケーションの記号論』(中野収 有斐閣 1984年)を参照。
【註2】
『木を見る西洋人 森を見る東洋人-思考の違いはいかにして生まれるか』(リチャード・E・ニスベット ダイヤモンド社 2004年)、『時間と自己』(木村 敏 中公新書 1982年)を参照。

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