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中沢敦「パルディア流 売れるマーケティング論」

お得すぎて大ヒットのランチパスポートが成立する秘密 食事3割引き&3回で元取れる

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出版不況の救世主

 日本ではなぜ、ランチパスポートのような有料割引クーポンがこれほど人気が出たのかというと、前述の広告掲載費無料とともに、販売されている書店の課題をクリアにした点が挙げられます。

 現在書店はネットの普及により出版不況が叫ばれています。そんななか、エリア性を押し出して有料クーポン雑誌として成功しています。人々は自分の住まいの生活圏、もしくは職場や学校など基本的にはよく飲食を利用するエリアが決まっています。自分の行動範囲のなかで「どうせ行くなら、トクをしたい」という心理が働くのは当然です。
さらに、「ホットペッパー」などのフリーペーパーや「ぐるなび」のネットクーポンが消費者に根付き、クーポンを恥ずかしがらず提示できるようになってきたためと思われます。

 そして何よりも、たとえば東京・新橋の書店で「新橋」という具体的なエリアが記載された雑誌が数多く売れる可能性は高いため、一店舗当たり100~500冊ほど発注し売場で目立つように陳列され、顧客のアイキャッチが高まり購買率も向上することが見込めます。ランチパスポートを購入した人が友人とランチ行く際、ひとり一冊必要なため友人や同僚も購入するという好循環を生み出したのです。

 ランチパスポート以外に、スイーツやスナックなどさまざまなジャンルの有料パスポート雑誌が発刊されています。当社も家族で子供とのレジャー生活がお得に楽しめる『家族で超トクパスポートなび』の第3号を11月20日に発売しました。同誌は前述したエンターテインメントブックのモデルと近く、レジャー・スキー施設を中心に温泉宿泊宿の宿泊費半額割引やスーパー銭湯の割引、飲食チェーンの割引があり、他社ではありえない割引会員価格で提供しています。特に小学校以下のお子様がいるご家族は1回の利用で元が取れますので、ぜひネット上で立ち読みしてみてください
(文=中沢敦/パルディア代表取締役)

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