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そもそも真木よう子の主演が間違い…フジ『セシルの~』、視聴率が5%台、「昆虫みたい」と酷評

文=吉川織部/ドラマウォッチャー

 また、奈央がヤンキーキャラである必要性もよくわからない。自称「体育会系ではなく体育会」である彼女は、負けず嫌いの性格と「認められれば自分の思い通りにやれる」との信念のもと、読者モデルの世界で上を目指すことを決意する。だが、こうした人物像は別にガラの悪いヤンキーキャラでなくても十分表現が可能なはずだ。最終的に成功した姿とのギャップを際立たせるため、ことさらにスタート地点をがさつな人物に描いているように思えてならない。

 もしかしたら、真木に難しい演技を任せられないという事情もあるのかもしれない。彼女がこれまで数々のドラマですさまじい棒演技を披露し、悪目立ちしたことはドラマファンの間では周知の事実だ。そんな役者を主演に据えたのがそもそもの間違いと言ってしまえばそれまでだが、フジテレビにも大人の事情はあるだろう。なんとか不自然にならないように、真木への当て書きでぶっきらぼうに話すキャラ設定にしたのかもしれない。

 主演女優の難ばかりを言い立てたが、脇を固める俳優・女優陣をうまく動かしてスカッとしたストーリーを描くことができれば、ある程度の視聴率回復は見込めそうだ。引き続き注目していきたい。
(文=吉川織部/ドラマウォッチャー)

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