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視聴率3%台目前、『セシルのもくろみ』、真木よう子のキャラがブレまくりで失笑レベル

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 後日、インスタに消極的だった宮地が、ハマユカとの買い物写真をアップしてほしいと沖田に伝える。「それってハマユカを利用するってことだよ」と沖田が言うが、宮地は覚悟を決めてアップに踏み切る。途端にハマユカ効果で「いいね!」とコメントが一気に増えていった。作戦が成功し、宮地への世間の注目が徐々に集まり始める中、黒沢に呼び出された宮地と沖田は、突然11月号での宮地の卒業を告げられるのだった。

 権力者との不倫に、チクり合戦で足の引っ張り合い、というお決まりの展開に失笑してしまう第4話だった。宮地がモデルとして目覚めていくというのがメインのテーマだったが、野次馬に認められたというだけで、さっきまで足を開いてピースをしていた宮地の変わり様があまりにも唐突で、嘘っぽさ全開。真木は確かに本領を発揮して綺麗な顔で映っていたが、“宮地”として見られなくては意味がない……。宮地の性格であれば野次馬に気さくに話しかけ、その親しみやすさからファンが増えていくような気がするのだが。

 沖田が言った「宮地が変わるんじゃなくて、モデル業界の在り方を変えたい」という言葉はどこへ行ったのか、宮地が一瞬で思い切り変わってしまっていた。さらにハマユカまで利用し出してしまう。まあ、春日部のパート主婦で、金型仕上げ工の夫と中学生の息子と団地暮らしという真実を隠さずにいることが、完璧な女性を演じているハマユカとは根本的に違うところなのだろうが……。宮地は何のために自分が変わってまでモデルとして成功しようとしているのかがよくわからなくなってしまった。

 人を蹴落として、人を利用して、嘘をついてでも成り上がることにあれだけ反発していた宮地が、それを容認して同じやり方でのし上がっていっては意味がないではないか? のし上がった先でやりたい何かがあるのか? 沖田の野望はよくわかるが、宮地が今何を原動力にしているのかが良くわからない。「途中で投げ出したくない」だけでは、信念を曲げる理由としはあまりにも弱く感じる。

 主人公はドラマの中で成長するべきだと思うが、その過程で主人公の信念や勝ち取りたいものが見えなくなると感情移入しづらくなってしまう。「今、ブレてます」と主人公自身もそこで悩んでいれば、まだわかるのだが、宮地は変わらず何かに向かって突っ走っている。これは一体何なのか? 視聴者にもわからなくなっているのではないだろうか?

 真木演じる宮地のキャラクターにだいぶ慣れてきたところだが、今度はストーリーの展開に疑問が湧いてきてしまった。伊藤の演技が良いだけに、どっぷりとドラマに入れる作りだったらどんなに見応えがあっただろうかと悔やまれる。
(文=西聡美/ライター)

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