宮迫博之の会見がテレビで生中継されなかった裏事情…「生中継はAbemaTV」が定着

ダウンロードしたものの、数回使っただけで休眠状態だったり、アンインストールしてしまったりしたアプリがある人も多いはずだ。テレビCMなどでは「数百万ダウンロード突破!」と威勢のいい言葉を聞くが、実際にどんなアプリがどの性年代にどのくらい使われ続けているのか。
本連載では、ダウンロード数だけでは見えない「アプリの利用率」をモニターの利用動向から調べるサービス「App Ape」を提供しているフラーに、四半期ごとに人気アプリの実態について聞いている。
今回も、同社のオウンドメディア「App Ape Lab」編集長の日影耕造氏に、2019年第2四半期(4~6月)を中心にアプリの動向を聞いた。
宮迫&亮の会見がテレビで流れなかった理由
――毎回、各期を象徴するアプリについてうかがっています。今回は四半期から少しずれてしまいますが、7月20日(土)15時から、雨上がり決死隊・宮迫博之さん、ロンドンブーツ1号2号・田村亮さんが反社会的勢力から金銭を受け取った問題で謝罪会見を行いました。テレビでは生中継されず、インターネットテレビ局「AbemaTV」が独占的に中継を行いました。
日影耕造氏(以下、日影) テレビは事前に番組編成が決まっているので、突発的な話にはなかなか対応できないんですよね。また、テレビでの緊急生放送というのは、基本的には災害や重要な事件など国民に幅広く影響のある問題に限られます。民放であっても、公共の電波を使っている以上は公共性が求められますから。
今回のような芸能関連のスキャンダルで、テレビが編成を変えてまで生放送を行うということは、基本的にはありません。そこで、必然的にネットでしか生中継できなかったんですね。
――「突然の会見だった」という理由のほかに、既存メディアの不文律があったという点も影響していたんですね。
日影 これまでもAbemaTVでは、テレビでは放送しづらいであろうセンシティブな話題を取り扱っていました。2017年11月に放送された『72時間ホンネテレビ』では、元SMAPの稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんが丸3日、視聴者の声にこたえる様子が生配信されました。
――ジャニーズ事務所を退所した「新しい地図」の3人を地上波のテレビ番組に出演させないよう、同事務所がテレビ局に“圧力”をかけていた疑いで、公正取引委員会が同事務所に注意をしていたことが報じられましたね。
日影 図1は、「App Ape」による、『72時間ホンネテレビ』から宮迫さんと亮さんの会見までのAbemaTVアプリの日間利用者数(DAU)の推移です。両日とも利用者数が跳ね上がっており、会見の日のDAUが『72時間ホンネテレビ』の日を上回っています【※1】。

――AbemaTVも、会見の総視聴数が1100万を突破し、2019年度の最多を記録したと発表していますね【※2】。
日影 今回の会見では、テレビでは対応が難しい緊急生中継を行って、これだけ視聴者がついてくるということを証明したかたちとなります。それだけの実績ができたということでしょう。
――『72時間ホンネテレビ』の場合は元SMAPの3人の言動が注目を集めたといえそうですが、今回の会見生中継で視聴者を集めたことで、芸能系の生中継は「ありだな」という流れが生まれそうですね。
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