コロナ禍で「リモハラ」が多発! 訴えられない管理職になるためにの画像1
※画像:『1万人の部下をぐんぐん成長させたすごいノート術 部下ノート』(アスコム刊)

 リモートワークで上司とのコミュニケーションを不快に感じる部下が8割、部下とのコミュニケーションに悩む上司が5割超。こんな衝撃的な調査結果を、2020年5月にダイヤモンド・コンサルティングオフィス社が発表しました。


 部下からは、「チャット上での言葉づかいがきつい」「仕事をサボっていないかチェックされる」といった不満の声が挙がっているといい、出社時よりもリモートのほうが、ストレスがたまると答えた部下は6割を超えています。


 リモートワークで直接話す機会が減った上司と部下。その関係性に大きな変化が現われていることがうかがえる内容です。(出典:ダイヤモンド・コンサルティングオフィス「企業で課題になりつつあるリモートハラスメント(リモハラ)、リモートでの上司とのコミュニケーションにストレスを感じたことのある部下は約8割」)


 企業の人材育成を30年以上支援し、350社、1万4000人以上を育成した実績を持つ人事政策研究所代表の望月禎彦さんによると、「部下の考えていることが分からない」「反抗的な態度を取る」「成長しない」といった上司の悩みが深くなっているようです。


 リモートワークでは、相手の細かな表情も分からず、言葉のニュアンスも伝わりづらい。上司としては、部下との心理的な距離がつかみづらい傾向があります。だからといって、小まめに連絡すると圧迫されたと感じる部下が「リモハラ(リモートでのパワハラ)だ」と言い出すこともあります。部下の不満に気付かないまま放置すると、場合によっては録音、録画をされて訴えられる可能性すら存在するのです。

 

■部下の気持ちを「見える化」する部下ノート


 そこで、望月さんがお薦めするのが「部下ノート」です。


 望月さんが、人事評価システムを提供する「あしたのチーム」創業者の髙橋恭介氏との共著で出版した『1万人の部下をぐんぐん成長させたすごいノート術 部下ノート』(アスコム刊)によると、部下との関係性を改善するために必要なのは、部下ノートを使った「小さな観察」とのこと。


 自分が発した言葉に対して、部下がどう反応したのか。少しでも気になる点があれば、1日1行でいいのでノートに書きます。それを続けることで、部下の状況が「見える化」されるのです。


 人間は見ているつもりでも、「印象」で判断していることが多いと望月さんは語ります。リモートではなかった当時に「これくらい言っても大丈夫」だったので、その印象を引きずったまま接して部下の気持ちが離れてしまう恐れもあるのです。


 そして大事なのは、上司自身が接し方をアップデートさせること。不安があれば、今までのアプローチを変えてみたら、上手くいくこともあります。望月さんによると、部下ノートを使って指導内容を少しずつ軌道修正することで、「リモハラ」に関する悩みのほとんどは消えるといいます。


 部下ノートは、上司の指導力向上が見込まれるため、パワハラ・リモハラ対策になるだけではなく、仕事の効率化や生産性アップにも有効。残業時間の削減や、販売力向上などの成果に結び付けている企業も多数あります。


 特にリモートワークは、プライベートとの切り替えが難しく、生産性が落ちる傾向が見受けられます。望月さんによると、部下ノートを活用して、リモート前と後で生産性を変わらず維持しているケースもあるとのこと。


 1日1行で誰でも続けられる部下ノートですが、効果的な書き方にはコツがあります。テレワークの働き方にもやもやしている。そんな人は『1万人の部下をぐんぐん成長させたすごいノート術 部下ノート』を一読してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)


※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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