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おじいちゃんの部屋着、もこもこ…ユニクロ、大人が着るには要注意?な商品5選

文・取材=A4studio
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ユニクロの店舗

 国内で800店舗以上も展開するファストファッション界の王者「ユニクロ」だが、実は売上高が5カ月連続で前年割れと失速中。1月5日に運営元のファーストリテイリングが発表した2021年12月の国内既存店売上高を見ると、前年同月比で11.1%ダウンとなっている。

 現在は、世界各国の主要市場に商品のピッキングや入出荷をオートメーション化できる最新鋭倉庫の整備を進めており、日本、アメリカ、ヨーロッパでは完成済。今年8月期中には中国でも稼働開始予定だ。

 さて、そんなユニクロは素材へのこだわりとベーシックなデザインで人気を博しており、基本的には買って損ナシのアイテムばかりなのだが、なかには買う際に“要注意”な服も少なからず存在している。今回は「この冬、要注意なユニクロの服5選」をリストアップし、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーである堺屋大地氏に、おすすめしづらいポイントを解説してもらった。

 今回、以下の3つを基準として選定した。

・ファッションビギナーが着るとダサくなる可能性が高いこと

・“最先端のおしゃれ”すぎて一般ウケしない場合があること

・無理に若ぶっているように見えるなどして女子ウケが悪いこと

フリースオーバーサイズプルオーバー(長袖)/1290円(※値下げ後価格、税込/以下同)

 ホワイトマウンテニアリングとの初コラボで、アウターとフリースの新たな可能性を探究したアイテムとのこと。要所要所にフリース素材の毛足をハイブリッドさせることで、デザイン性と機能性を両立させている。カラーバリエーション(カラバリ)はブラック、ナチュラル、ベージュ、ネイビーの4色展開。

「このアイテムのような、もこもこのボリューミーシルエットのトップスは、もっさりした印象になりかねないので、ファッションビギナーがオシャレに着こなすのはなかなか難しいです。特に避けたほうがいいのがベージュ。“田舎のおじいちゃんの部屋着”のようになってしまう可能性があるので要注意でしょう」(堺屋氏)

ボアフリースパンツ/1990円(※値下げ後価格)

 フィット感、素材感、機能性に定評のあるユニクロと、イギリスのトラディショナルな装いに注ぎ込まれたJW ANDERSONの革新的デザインが融合した、もこもこ暖かパンツ。カラバリはダークグリーン、ネイビーの2色展開。

「もこもこのボアフリースを使用したトップスはよく見かけると思いますが、そのボアフリースをボトムに転用したアイテム。要注意な理由はいたってストレートで、もこもこパンツを30歳以上の大人がはいて、カッコよく着こなすのはかなり難しいから。腰回りにタータンチェック柄があしらわれているので、さらに着こなしの難易度が上がっています。ここまで攻めたアイテムだと、若者でもオシャレ感度が高くないとスタイリッシュに着こなせないでしょう」

ベンジャミン・バニー スウェットシャツ(長袖)/3990円

 先に紹介した「ボアフリースパンツ」と同様に、ユニクロとJW ANDERSONのコラボレーションアイテム。胸元にはイギリスの名作絵本でお馴染みのベンジャミン・バニーが大きくプリントされている、スウェット素材のトップスだ。カラバリはベージュ、ブルーの2色展開。

「言うまでもないかもしれませんが、“要注意”の理由はデザインがかわいすぎるから。ベンジャミン・バニーを否定しているわけではなく、絵本のかわいらしいウサギが大きくプリントされているスウェットシャツが、似合う大人の男性は少ないだろうという話なんです。スウェットは無地でも若々しくなりすぎるのに、ウサギプリントがダメ押しになっている印象ですね」

オーバーサイズラガーシャツ(長袖)/2990円

 こちらもユニクロとJW ANDERSONのコラボアイテムで、遊びのあるラインデザインのラガーシャツとなっている。カラバリはグレー、ブルーの2色展開。

「グレータイプには胸元と袖口にグリーンとイエローのストライプライン、ブルータイプには胸元と袖口にグリーンとレッドのストライプラインが入っていて、エリは共にホワイト。80年代のクラシカルな雰囲気のある服なので、ヴィンテージスタイルを着こなせるセンスがあれば“買い”でしょう。ただし、ファッションに疎い人が着ると“あえて”感が出ないため、昔の服を引っ張り出して着ているんじゃないかと思われてしまうかも」

ウルトラライトダウンジャケット(3Dカット)/5990円

 ユニクロの冬服の代名詞とも言えるウルトラライトダウンジャケット。薄い・軽い・暖かい・安いの四拍子が揃った定番アウターだ。耐久撥水機能がプラスされているため雨水をはじき、裏地には静電気防止加工が施されている。カラバリはグレー、ブラック、ナチュラル、イエロー、ダークグリーン、ブルー、ネイビーの7色展開。

「やはりこのウルトラライトダウンジャケットはファッションに疎い中高年の間で大ブレイクしていたため、“非オシャレ”なイメージがいまだに拭いきれていない印象です。ただ、機能性が抜群で最高にコスパが良いのは間違いないため、この上にさらに別のアウターをレイヤードすることを前提にして、インナーとして活用するならば“買い”ですね」

 フリース系はファッションビギナーが着るとダサくなりがちな要注意アイテムが多く、かわいらしいデザインのアイテムも大人のビジネスパーソンでは着こなしが難しいケースが多い。ただし、ユニクロのアイテムでこのように注意が必要なアイテムはごくごく稀で、基本的には“買い”の服ばかり。当記事を参考に、ぜひユニクロで賢い買い物をしていただきたい。
(文・取材=A4studio)

※情報は2022年1月14日現在のものです。

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