現在開催中の「2023 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」。日本代表は21日に行われたメキシコ戦で勝利し決勝に駒を進め、22日、アメリカ戦に挑んでいる。今大会の日本戦の地上波テレビ中継はすべて平均世帯視聴率が40%超え(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となり多くの人が試合に釘付けになっているが、メキシコ戦のテレビ中継(TBS系)の画面にしばしば映り込んでいた、日本人サポーターたちが集まる観客席にいた日本人「金髪ギャル」が「特定」されたとして、SNS上では話題を呼んでいるようだ。
日本代表は大谷翔平、ダルビッシュ有、佐々木朗希らが顔を揃えるドリームチームで挑む今回のWBC。9日の中国戦、10日の韓国戦、11日のチェコ戦、12日のオーストラリア、16日のイタリア戦をすべて大差で勝利。21日に行われた準決勝では強豪メキシコに3点を先取されたものの、9回裏にノーアウト一、二塁のチャンスで村上宗隆が放ったツーベースヒットで奇跡のサヨナラ勝ち。22日には優勝をかけてアメリカと対決している。
「メキシコ戦勝利の影のヒーローは捕手の甲斐拓也。ポイントは2つ。7回表ノーアウト一塁の場面で、一塁ランナーの盗塁を二塁への完璧な送球でアウトに。8回表には1点を勝ち越され、なおもツーアウト二、三塁のピンチからレフトにヒットを運ばれ追加で1点を取られたものの、レフトの吉田正尚がバックホームで二塁からの走者を刺したが、甲斐への送球はホームからやや逸れて、かつ捕球が難しいバウンドだったが、甲斐はうまくキャッチし体をかわしてランナーにタッチしホームを許さなかった。この甲斐の2つのプレーがなければ、日本の勝利はなかった」(スポーツ紙記者)
ホットドッグをほおばる様子も配信
そんな白熱した試合の中継中、前述のとおり、ときおり画面に映り込む日本代表のユニフォームを着た日本人女性がSNS上で「金髪ギャル」として話題に。試合後、この女性と思われるTwitterユーザーの「りほ」さん(@_Riwitter)が写真とともに次のように投稿し人気者となっている。
<みんな盛り上がってくれてありがとうございます、金髪ギャルって呼ばれてる人です 明日の決勝行くのでよろしくお願いします笑>
<なんか私が金髪ギャルとかギャルって呟かれてるっていう噂がマイアミにまで流れてます>
<ありがとうございます! 明日も頑張ります!>
<さぁ、もう5時くらいですけど夜の決勝のために寝ます 今日は本当に素晴らしい試合を見られて良かったです! 明日優勝してマイアミ解散したいな>
また、他のユーザーからの
<金髪ギャルの贔屓球団教えてくれない?>
との投稿にも
<巨人と西武です 解散>
と気さくにリプライ。このほか、
<いいねびっくりです!笑 派手でかわいい子好きなので映るたびにかわいいな〜っておもってました 決勝の応援も頼みます!!>
<おお! あの金髪ギャル! 応援マジで気合い入ってましたね!>
<勝利の女神>
<応援お疲れ様です!! テレビガッツリ映られていましたね>
<テレビみていました 可愛いお姉さんだなと!絶対優勝>
というリプライに対しても、
<恐れ多いです ありがとうございます! 今日も勝ちましょう!!>
<とっても嬉しいです ありがとうございます!>
<ありがとうございます 私も椎名林檎好きです>
<金髪ギャル でエゴサかけました>
などと丁寧に反応。アメリカ戦の22日には試合前に客席でホットドッグを食べる様子を「Amazon Prime Video」のネット配信でとらえられ、Twitterに
<試合前にホットドッグ食べてるところ抜かれるとは思わないじゃないですか>
と投稿するなどして、「ファン」たちを喜ばせている。
筋金入りの野球ファン
「りほ」さんのTwitterアカウントのプロフィール欄には、
「<巨人-坂本勇人>︎<西武-源田壮亮>神宮球場ビール売り子 売り子垢 @u_rihooo YZF-R15V3に乗ってます」
と書かれており、巨人の坂本と今回のWBCで日本代表に選出されている源田のファンであると思われるが、過去の他の投稿をみると、中田翔が巨人に移籍後の初打席のときの様子を東京ドームで撮影した動画や、
<去年ブッシュに行った時の動画なんだけど、ブッシュではヌートバーがコールされた後(スタメンと登場時)に低い声で「Nooooot」って言う流れがあるからWBCでもできるかなぁ、と期待>
などの投稿も見られ、筋金入りの野球ファンである様子がうかがえる。
「<5月にはアメリカから帰国して売り子復帰するのでまたよろしくお願いします><アメリカに住んでるとデーゲームありがたすぎる>という投稿や、今年1月には成人式に参加したという報告も投稿しており、アメリカ在住で年齢は20歳、プロ野球のシーズン中は日本に来て神宮球場でビールの売り子として働いていると思われる。すでにネット上ではかなりの人気者になっており、『おのののか』をはじめ球場の売り子から芸能界デビューする例は珍しくなく、この『りほ』さんもタレントとしてテレビのバラエティー番組などに出演する日が来る日も遠くないかもしれない」(スポーツ紙記者)
(文=Business Journal編集部)