ビッグエコー運営会社、不正取引疑惑 会社ぐるみで役員息子の“尻拭い” 経営私物化露呈
文=村上力/フリーライター
上場会社の役員や親族が関与する会社との取引は有価証券報告書での開示が定められているが、そのような記載はされていない。本当に取引はなかったのか。
実は第一興商創業者の保志忠彦氏にも、過去にこのような会社私物化疑惑が持たれており、情報誌「アクセスジャーナル」(アクセスジャーナル)などが報じている。保志氏は現在会長職となっているが、個人会社のホシ・クリエートやシンガーソングライターGacktの関係会社G-PROとの取引は続いている。
今月19日の株主総会で満氏は退任するようだが、果たしてこうした時代遅れの体質は改まるのだろうか。
(文=村上力/フリーライター)