銀座ルノアールがキーコーヒー傘下に
ルノアール、キーコーヒーとの資本提携でスタバ化?激化するセルフ式チェーン業界
しかし、ルノアールにセルフ方式のFC展開のノウハウはない。そこでルノアールにコーヒー豆を卸しているキーコーヒーと提携。二人三脚で多店舗展開を進めることになった。
キーコーヒーは今年3月、洋菓子の販売と喫茶店を運営するアマンド(東京・港)の飲食・物販事業を買収した。アマンド六本木店は、バブル景気の頃は若者のデートスポットでテレビドラマのロケにも使われるなど、東京・六本木を象徴する店だった。キーコーヒーは、銀座ルノアールとアマンドという昭和を彩る2つの店を手に入れたことになる。
「昭和の喫茶店」銀座ルノアールは、セルフ式コーヒーチェーン、ブレンズコーヒーとして復活するのだろうか? 先行するスターバックス、タリーズやドトールを追撃するのは、生易しいことではない。
(文=編集部)