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不透明なJASRACのお金の流れ
今回、エイベックスが楽曲管理を委託するイーライセンスでは、CDの場合の使用料は5%でJASRACの6%より安い。管理事業者への手数料が安くなれば、著作権者への還元が増え、放送局やレコード会社のコスト削減につながり、消費者への商品およびサービス提供も安くできる。
「JASRACは入ってきた使用料をどう振り分けているのか、公開していません。そのため、音楽事業者の間には『本当に著作権者に還元されているのだろうか』という疑問や不信感が、以前からありました」(碓井氏)という背景も、今回の“JASRAC離れ”の一因であることは否めないだろう。
いずれにせよ、エイベックスに追従する動きが広がるかどうか、その動向に注目したい。
(文=編集部)
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