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日本でのオフプライスストアの行方は?
日本でも、米国同様に「品揃え幅×拠点数の確保」が、今後オフプライスストアが成長できるかの鍵を握る、というのが私の見立てである。「商習慣や商圏規模が異なる日米を一緒にするな!」という声が聞こえそうだが、豊富な品揃えを実現させる商品量や仕入れルートも十分なほど存在するし、今回の新大宮バイパス沿いのような出店立地も限りなくある。
ここからは推測の域を出ないが、「&Bridge」の記念すべき1号店をこの場所にしたのは、ただの実験ではなく、同様の場所での展開に耐えうる“お客様から見た魅力”“事業構造”を意図したからではないだろうか? TJX並みの営業利益率をどう実現するか、まで踏み込んでいるかは不明だが。
これが実現した折には、きっとモール内の案内板も新しい現実に変わってゆくだろう。今後とも、この店の行方に注目してゆきたい。アパレルはまだまだ、暴れてゆくのである。
(文=黒川智生/VMIパートナーズ合同会社代表社員)
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