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大塚家具より壮絶!お口の恋人・ロッテ、創業家で兄弟&親子間の容赦なき潰し合い

文=編集部
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 10月14日付聨合ニュースは次のように報じている。

<これに対し、韓国ロッテグループは報道資料を発表し、「昭夫会長の光潤社取締役解任はロッテグループの経営権にまったく影響を及ばさない」と主張した。

 韓国ロッテグループによると、韓日ロッテの実質的な持ち株会社であるロッテHDの宏之氏の持ち分は光潤社の28.1%を合わせても30%未満にすぎない。

 ロッテHDに対する昭夫氏個人の持ち分は1.4%だが、友好的な関係者らの持ち分を合わせると過半数を超えると説明した。

 ただ宏之氏は、昭夫氏の関係者らの持ち分はいつでも方向が変わり得ると主張しており>

 キャスティングボードを握っているのは、ロッテHDの第2位の株主で27.8%の株式を保有している従業員持ち株会である。宏之氏につくか、昭夫氏につくか。ロッテHDの株主総会に向けて、長男派と次男派による争奪戦が繰り広げられる。

日本のロッテ、上場を検討

 そんな渦中のロッテHDは12月8日、傘下の製菓大手ロッテの日本での株式上場を検討していることを明らかにした。経営の透明性を高めるのが狙いだ。明治や森永製菓と並ぶ製菓の大手。上場が実現すれば、製菓としては11年に上場したカルビー以来となる。菓子業界大手であるロッテの15年3月期(単体)の売上高は1266億円。日本国内でハンバーガーチェーンのロッテリア、クリスピー・クリーム・ドーナツ、銀座コージーコーナー、メリーチョコレートを展開。プロ野球球団の千葉ロッテマリーンズも所有している。

 韓国側の事実上の持ち株会社であるホテルロッテを、来年前半に韓国で上場させる方針で、それが実現してから日本のロッテ上場を検討するとしている。親族間の経営権の争奪は訴訟に発展しており、「この問題が上場審査の高いハードルになる」(証券関係者)とみられている。
(文=編集部)

BusinessJournal編集部

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