もはや神!ユニクロのヒートテック、毎年ちょっとずつ進化していた!今年は椿オイル!
この連載企画『だから直接聞いてみた for ビジネス』では、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問(?)を、当事者である企業さんに直撃取材して解決します。今回は林賢一氏が、ユニクロのヒット商品「ヒートテック極暖」の謎に迫ります。
【ご回答いただいた企業】
ユニクロ・カスタマーセンター
ユニクロのヒートテックは温かい。冬になると、いつもお世話になっている。特に保温性1.5倍とされているエクストラウォーム(極暖)は、ちょっと身体を動かせば暑くなってしまうくらいだ。普通のヒートテックより値段は高いものの、やはり極暖でないとつらい時季もある。そんな極暖シリーズを着ながら思った。
「保温性1.5倍って、どういう意味だ?」
体感としては、通常のヒートテックより極暖は2~3倍温かい気もする。そもそも「保温性」の意味もよくわからない。さらに、それが「1.5倍」となると、どういうことなのかわからない。
「保温性1.5倍」の意味
気になる。そこで、ユニクロ・カスタマーセンターに直接聞いてみた。
「ヒートテック極暖シリーズは、保温性が通常のヒートテックの1.5倍とのことですが、ぶっちゃけどういう意味ですか?」
担当者 通常のヒートテックに比べて、保温性や発熱性などを全部加味して1.5倍温かいという仕様になっております。
–その「1.5倍温かい」という根拠を知りたいのです。どのように保温性や発熱性がアップして1.5倍となっているのでしょうか。ホームページでは、衣料の熱抵抗を表すCLO値を基に計算しているとありますが、よくわかりません。
担当者 発熱性や保温性に関して、具体的にはご案内しかねるのですが、極暖につきましては内側に裏起毛を施しておりますので、モコモコとした素材で厚みがあり、単純に着た瞬間から総合的に1.5倍温かい素材になっております。そのようなご案内しかできません。