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「だから直接聞いてみた forビジネス」

もはや神!ユニクロのヒートテック、毎年ちょっとずつ進化していた!今年は椿オイル!

文=酒平民 林 賢一/ライター

 この連載企画『だから直接聞いてみた for ビジネス』では、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問(?)を、当事者である企業さんに直撃取材して解決します。今回は林賢一氏が、ユニクロのヒット商品「ヒートテック極暖」の謎に迫ります。

【ご回答いただいた企業】
ユニクロ・カスタマーセンター

 ユニクロヒートテックは温かい。冬になると、いつもお世話になっている。特に保温性1.5倍とされているエクストラウォーム(極暖)は、ちょっと身体を動かせば暑くなってしまうくらいだ。普通のヒートテックより値段は高いものの、やはり極暖でないとつらい時季もある。そんな極暖シリーズを着ながら思った。

「保温性1.5倍って、どういう意味だ?」

 体感としては、通常のヒートテックより極暖は2~3倍温かい気もする。そもそも「保温性」の意味もよくわからない。さらに、それが「1.5倍」となると、どういうことなのかわからない。

「保温性1.5倍」の意味

 気になる。そこで、ユニクロ・カスタマーセンターに直接聞いてみた。

「ヒートテック極暖シリーズは、保温性が通常のヒートテックの1.5倍とのことですが、ぶっちゃけどういう意味ですか?」

担当者 通常のヒートテックに比べて、保温性や発熱性などを全部加味して1.5倍温かいという仕様になっております。

–その「1.5倍温かい」という根拠を知りたいのです。どのように保温性や発熱性がアップして1.5倍となっているのでしょうか。ホームページでは、衣料の熱抵抗を表すCLO値を基に計算しているとありますが、よくわかりません。

担当者 発熱性や保温性に関して、具体的にはご案内しかねるのですが、極暖につきましては内側に裏起毛を施しておりますので、モコモコとした素材で厚みがあり、単純に着た瞬間から総合的に1.5倍温かい素材になっております。そのようなご案内しかできません。

林 賢一

林 賢一

1979年、五反田生まれ。脚本、構成。学生時代から古舘プロジェクトで修業。参加作品は、『トーキングフルーツ』(フジテレビ・火曜深夜24時25分~)、ドラマ『恋とか愛とか(仮)』(広島ホームテレビ・木曜深夜24時15分~)、舞台『古舘伊知郎トーキングブルース2014』、アニメ『脇役目線』(WOWOW)など。映画監督・入江悠と仲間たちによる映画メルマガ【僕らのモテるための映画聖典】で「映画のカット数を数える」という無謀な企画を連載中。

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