もはや神!ユニクロのヒートテック、毎年ちょっとずつ進化していた!今年は椿オイル!
–シンプルに、普通のヒートテックより生地が厚いということですか。
担当者 そうですね。起毛された商品ですので厚手になっており、しっかりした生地だと感じられると思います。とはいえ、とんでもない厚手というわけではありません。
–ヒートテック自体の機能はそのままで、生地が厚いということですか。
担当者 はい。ヒートテックは汗を吸収してそれを気化するときのエネルギーを使って発熱する仕様になっておりまして、極暖はさらに裏起毛を施しているということです。
–ちなみに、比較対象となるのは、今年発売されたヒートテックですか。
担当者 そうですね。ただ毎年シーズンごとに見直しをしており、肌触りを良くしたり、ストレッチ性をアップさせるなどの改良を加えています。ただ、生地自体が温かくなるという性能は変わっておりません。たとえば、今年は椿オイルを使用しており、女性ものではより肌触りの良いマイクロ繊維を使っていますが、発熱性の機能については同じで、そういった意味ではこれまでの商品と今年の商品で大きな差がない状況です。
–そのなかで、温かさについて進化させたのが極暖というわけですね。
担当者 そうですね。極暖は2013年から販売していますが、当時から「1.5倍温かい」とご案内しております。
–ちなみに、半袖の極暖がありますが、これは長袖の通常のヒートテックと比べてどちらが温かいですか。
担当者 生地のある部分については、もちろん極暖のほうが温かいと思いますし、肘から先に関しましては通常のヒートテックのほうが温かくなると思います。これ以上は、ご案内しかねます。
–ありがとうございました。
このように、まとめると「モコモコしているので総合的に1.5倍温かい」という、なんともゆるーい回答だった。
だが、その極暖を着て、冬はニコニコしている私がいるのだ。全然問題ない。というか、野暮なことを聞いて申し訳なかった。例年の1.5倍、そのモコモコを買うつもりなので、許してほしい。
(文=酒平民 林 賢一/ライター)