生活雑貨から衣料品、さらには家電まで揃える潤沢な品揃えに、“圧縮陳列”と呼ばれる独特なレイアウト、商品価格の低さでファンを獲得してきた「ドン・キホーテ」。朝から夜遅く、店舗によっては24時間いつでも開いているという営業時間の長さも、人気の理由のひとつだ。
1989年に第1号店「ドン・キホーテ府中店」を開店して以降、年々規模を拡大しているドンキ。30年目の節目の年である2019年は、1月に総合スーパー「ユニー」を子会社化したことで店舗数が急増し、また、12月6日に大阪市で「ドン・キホーテ十三店」を開業すると、グループ店舗数が700店舗を突破した。
そんなドンキでは、「情熱価格」という名前でPB(プライベートブランド)商品を展開している。“驚安の殿堂”というキャッチコピーを打つドンキにふさわしい低価格ながらも、良品質な商品が数多く存在しているのだ。
今回「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」は、ドンキ系列のファミリー型総合ディスカウントストアである「MEGAドン・キホーテ」で販売されている情熱価格の商品を対象に、「この冬、揃えておきたいアイテム5選」を独自にピックアップした。
立体3層不織布マスク 65枚入/398円(税別、以下同)
気温の低下と空気の乾燥によって、風邪やインフルエンザなどの感染症が流行するこの季節。感染予防や、感染拡大の防止に役立つのが使い捨てマスクだ。
情熱価格の「立体3層不織布マスク 65枚入」は、安価で大容量というコストパフォーマンスの高さは当然のこと、その品質も評価されている。特に素晴らしいのは装着感で、口元にフィットしながらも息苦しさがなく、長時間の使用にも耐えられるマスクとなっているのだ。
使い始めた直後はマスクの素材のにおいが強く、人によっては多少気になるかもしれない。だが、一度買えば冬に限らず、花粉が飛散する春など、オールシーズンで活躍してくれる商品だ。
ローカットキャンバススニーカー メンズ/1999円
2020年を迎え、気分を一新するために新しい日用品を購入したいと考えている人もいるのではないだろうか。もし靴の買い替えを検討しているなら、情熱価格の「ローカットキャンバススニーカー メンズ」をおすすめしたい。
オールブラック、ブラックホワイト、オフホワイト、ネイビーの4種類があるため、服装に合わせて履き分けることができ、デザイン自体も、大手シューズメーカーのスニーカーと比較しても遜色ないという声が挙がっている。
もちろん機能性も兼ね備えており、とりわけ履き心地や靴底のゴムの厚さ、通気性の高さには定評がある。値段も手頃なので、試しに購入してみてはいかがだろうか。
メンズ 遠赤裏起毛インナー 長袖クルーネック/998円
冬は天候によって服装が大きく左右され、特に肌着のチョイスには迷う季節。寒い場所へ出かける際の肌着の選択肢に加えたいのが、「メンズ 遠赤裏起毛インナー 長袖クルーネック」である。
薄手の生地のため、いざ手に取ってみると本当に温かいのか心配になるかもしれないが、その優れた保温性能によって、見た目からは信じられないほどの暖かさを得られることだろう。肌に密着するため、重ね着がしやすいことも大きな利点だ。
「メンズ 遠赤裏起毛インナー」シリーズには、ほかにも長袖Vネック、長袖モックネック、ロングスパッツなどの種類があり、カラーも豊富に用意されている。用途やその時々の気分に応じ、使い分けるとよさそうだ。
プロテクトイオンヘアードライヤー/7980円
男性だと、風呂上がりに髪を乾かさない人もいるだろうが、自然乾燥は頭皮のにおいやかゆみ、寝グセ、薄毛の原因となってしまう。冬場は風邪のリスクを高めることにもつながってしまうため、たとえ短髪であっても、ドライヤーで髪のケアをしておきたいところだ。
そこで重宝する商品が、情熱価格PLUSの「プロテクトイオンヘアードライヤー」。業界最大級の大風量を実現しているため、もう夜が遅くて一刻も早く寝たいというときなども、短時間で髪を乾かすことができるのだ。
また、髪の傷みを抑える“プロテクトイオン効果”も、ユーザーから支持されているポイント。髪がさらさらと柔らかく仕上がるという商品レビューも寄せられているため、オシャレに気を遣いたい人にもおすすめである。
魔法のカラータンブラー 420ml/998円
冬は温かい飲み物が恋しくなる季節。しかし、せっかく用意した飲み物が熱すぎてコップが持てず、冷めるまで待つ羽目になったという経験がある人も珍しくないだろう。
そんなときに使いたいのが、「魔法のカラータンブラー 420ml」。真空断熱構造のため、飲み物の熱がタンブラーの外側に伝わらず、そのまますぐに味わうことができるのだ。
さらには保冷性能も優秀で、氷を入れた飲み物を数時間置いておいても、まだ氷が残っているほど。暑い夏にも重宝するだろう。だが、保温性能に関しては突出しているわけではなく、ホットドリンクは普通のコップ同様に冷めてしまうことには留意していただきたい。
価格・品質ともに文句ナシで、コストパフォーマンスがバツグンな情熱価格。今回紹介した5品はいずれも、そんな情熱価格のブランドに恥じないはずだ。ぜひとも日常生活に取り入れ、快適な冬を過ごしてほしい。
(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)