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大人気ランチパスポート、トラブル&不満噴出でヒドすぎる!客も店も損ばかり?

文=編集部
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 日頃よく行くお店がランパスに掲載されていたので行ってみると、同じメニューなのに味が違った、お客さんは少ないのに注文から提供までの待ち時間が長かった、店員のサービス・言葉遣いがぞんざいだった……等々、楽しみにしていたランチなのに、ガッカリさせられた経験は多い。

 店側としては「安く食事できるのだから、多少のことはとやかく言うな」と内心思うかもしれないが、そこでの接客如何がリピーター獲得につながるのだから、手を抜かずにやってほしいものである。

オトク感がない

 格安で料理を提供しようとすれば、どうしても手間があまりかからないものになってしまうのはわかる。ただそうはいっても、掲載ページにカレーやらチャーハンやらガパオライスばかりが並んでいると、「もっと色々なものが食べられたらいいのにな」と思ってしまう。

 あるお店で、写真ではおいしそうな卵とウインナーが乗ったカレーだったのに、いざ頼んでみるとそれらがついてなかった。乗せ忘れているのではないかとおそるおそる店員に尋ねてみると、「卵とウインナーは有料のトッピングです。ちゃんと書いてありますよね?」と返答がきた。トッピングメニューの有無の記載がそれにあたるのか聞いてみたかったが、そこまでの勇気はなかった。

 また行ってみると、「期間限定ランチメニュー割引!」などとのぼりが立っていて、ランパス利用料と大差ない価格でランチを提供しているケースもある。たまたま通りがかったとか、職場や家の近くならそれでもかまわないが、ランパスを利用するために足を延ばしてやってきてそれを見たときは、「たった数十円のために何をやっているんだ」というガッカリ感は計り知れない。

店側はランチパスポートの掲載が負担になっている?

 ここまでは利用客側の意見を出してきたが、逆に店側の立場になって考えてみよう。

 まずはランパスに掲載することのリスクだ。ランパスが使えるのは、ほとんどが11~14時の時間帯、すなわちランチのピークタイムであり、そこにランパスを手にしたクーポン客がどっと押し寄せる。そうすると、ランパス客が標準価格で料理を食べてくれる一般客を押し出し、大きな機会損失が生まれる。また、常連客などの心理からすれば、「クーポンで安く食べられるのだから、同じメニューを高いお金を払って食べるのはバカバカしい」と思って客足が遠のいてしまう可能性もある。

BusinessJournal編集部

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