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「だから直接聞いてみた forビジネス」

入浴・シャワー施設のなんの表示もないシャンプーの「正体」…超激安品?

文=酒平民 林 賢一/ライター

–それはティップネスが展開する全店舗で同じなのでしょうか?

担当者 そうです。ただし、ティップネス丸の内スタイル店だけは別でして、資生堂の商品を使っております。

–ちなみに、業務用の商品とのことですが、どこの商品か教えていただけますか?

担当者 お調べしますので、一旦お時間頂いてもよろしいでしょうか。
 
–よろしくお願いします。

(30分後)

担当者 お調べしましたところ、株式会社フェニックスの「やさしいヘアシャンプー」「やさしいヘアリンス」「やさしいボディソープ」です。業務用ですので、18リットル単位での販売となっているようです。

–ありがとうございました。

 このように、業務用の「やさしい」シリーズを使っているとのことだった。早速インターネットで調べてみると、業務用ではあるが個人でも購入することができるようだ。18リットルで4000~5000円程度で販売されていた。

 一般的なシャンプー容器の500ミリリットルに換算してみると、「やさしい」シリーズは140円程度だ。安い。そんなことは別にどうでもいいのだがスッキリした。

 これでスイミング後の、ちょっと気だるいシャワー中に気になることはもうない。何せ、私の髪の毛を洗っているのは「やさしいヘアシャンプー」なのだ。もう何も疑問はない。心置きなくリンスをして……。

ところで、何が「やさしい」のだろうか? 何と比べて「やさしい」のだろうか? そもそも、「やさしくない」シャンプーは存在するのか? 気になることは永遠に尽きない。
(文=酒平民 林 賢一/ライター)

林 賢一

林 賢一

1979年、五反田生まれ。脚本、構成。学生時代から古舘プロジェクトで修業。参加作品は、『トーキングフルーツ』(フジテレビ・火曜深夜24時25分~)、ドラマ『恋とか愛とか(仮)』(広島ホームテレビ・木曜深夜24時15分~)、舞台『古舘伊知郎トーキングブルース2014』、アニメ『脇役目線』(WOWOW)など。映画監督・入江悠と仲間たちによる映画メルマガ【僕らのモテるための映画聖典】で「映画のカット数を数える」という無謀な企画を連載中。

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