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投資の指南役は、元「チーム・ニケシュ」の面々
孫氏は14年、グーグルの最高幹部、ニケシュ・アローラ氏を破格の契約金でスカウト。15年、自分の後継者として副社長に据えた。ところが、「両雄並び立たず」の諺通りになった。アローラ氏は今年6月、ソフトバンクを去った。
アローラ氏が率いる投資チーム「チーム・ニケシュ」の面々が、孫氏の新たな投資の指南役になった。いずれもアローラ氏と同じインド人の幹部だ。
サウジとの投資ファンドの設立を主導したのは、アローラ氏の片腕として、海外投資を牽引してきたラジーブ・ミスラ氏といわれている。戦略的ファイナンス部門の責任者を務めている。
もう1人はアロック・サーマ氏。「チーム・ニケシュ」解散後も海外投資部門の最高財務責任者(CFO)として重用され、アームの買収で重要な役割を果たした。買収後は孫氏とともにアームの取締役に名を連ねる。
アローラ氏には2年弱で245億円という超高額年俸が支払われたほか、68億円の退職金まで約束している。
アーム買収、サウジとの投資ファンド設立という、アローラ氏以上の働きをした2人の指南役に、孫氏はどれくらいの高額報酬を奮発するのだろうか。
(文=編集部)
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