第一三共、退職金6千万でリストラに続き、部課長一斉削減策…巨額買収で7年空費、巨額減損
文=編集部
サン・ファーマの株式売却で手にした4000億円近くのキャッシュで、手元資金は7000億円まで増えた。それを活用し、M&A(合併・買収)とがん治療薬などの新規事業に5000億円を投じる。
中山讓治社長は「がん領域の製品・新薬候補の獲得に最優先で投資する」と述べる。第一三共の命運は、オルメサルタンに代わる超大型のがん治療薬をゲットできるかにかかっている。
(文=編集部)