スクウェア・エニックス…ドラクエが好調
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>はゲームソフト開発大手。『ドラクエ11』が販売数量超え。昨年11月8日に発表された中間決算では、18年3月期の中間期累計(4-9月)の連結経常損益は、前年比3.2倍の266億円に急拡大。通期予想の275億円に対する進捗率96.8%は、5年平均の44%を大きく上回った。
ヨータイ…減益予想から一転、増益へ
ヨータイ<5357>は鉄鋼業向け耐火物大手。昨年11月9日に中間決算を発表した。18年3月期の中間期累計(4-9月)の連結経常損益は、前年同期比55.9%増の12.19億円に拡大。通期予想の14億円に対する進捗率は87.1%で5年平均の46.4%を上回った。
日新製鋼…今期経常を12.5%上方修正
日新製鋼<5413>は新日鐵住金の子会社で高炉4位。ステンレスに強み。昨年10月28日に中間決算を発表した。18年3月期の中間期累計(4-9月)の連結経常損益は前年同期比14倍の148億円に急拡大。通期予想の160億円を180億円に上方修正した。それでも進捗率は82.4%を達成。前年の進捗率17.3%を大きく上回った。
三菱自動車工業…日産傘下で好調
三菱自動車工業<7211>は日産自動車傘下で再生を加速中。昨年11月7日に発表した中間決算では、18年3月期の中間期累計(4-9月)の連結経常損益は605億円(前年同期比は282億円の赤字)と黒字に浮上。通期予想の790億円に対する進捗率は76.7%で、5年平均の42.7%を上回った。
ANA…経常利益3期連続で過去最高益を更新
ANAホールディングス<9202>は国内線、国際線ともに首位で、傘下のLCC(格安航空会社)も好調。昨年11月1日に発表した中間決算では、18年3月期の中間期累計(4-9月)の連結経常損益は前年同期比35.1%増の1127億円に拡大。通期予想の1400億円を1500億円に7.1%上方修正した。1500億円に対する進捗率は75.2%で、前年同期比の59.5%を上回った。
日本M&Aセンター…主力のM&Aが好調
日本M&Aセンター<2127>は中小企業のM&A(合併・買収)仲介最大手。中小企業の後継者不足でM&Aが順調。昨年10月30日に発表された中間決算では、18年3月期累計(4-9月)の連結経常損益は、前年同期比27.1%増の71.6億円を達成。通期予想の100億円に対する進捗率は71.6%で、5年平均の48.4%を上回った。
(文=編集部)